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個別のGPIOの読み書きや入出力の設定は、一つまたは複数の[[レジスタ (コンピュータ)#ペリフェラルデバイスのレジスタ|制御レジスタ]]を読み書きすることで行う。
個別のGPIOの読み書きや入出力の設定は、一つまたは複数の[[レジスタ (コンピュータ)#ペリフェラルデバイスのレジスタ|制御レジスタ]]を読み書きすることで行う。


場合によっては、GPIOは[[割り込み]]を生成したり、大量のデータのデバイスへの出力/デバイスからの入力を効率的に行うために、[[Direct Memory Access|DMA]]を使用することが出来る。
場合によっては、GPIOは[[割り込み (コンピュータ)|割り込み]]を生成したり、大量のデータのデバイスへの出力/デバイスからの入力を効率的に行うために、[[Direct Memory Access|DMA]]を使用することが出来る。


GPIOデバイスの種類は非常に広範囲である。時には、デバイスは非常に単純であり、入出力を切り替えることの出来るピンのグループである。
GPIOデバイスの種類は非常に広範囲である。時には、デバイスは非常に単純であり、入出力を切り替えることの出来るピンのグループである。

2011年12月15日 (木) 12:58時点における版

GPIOはGeneral Purpose Input/Output(汎用入出力)の略語である。

マイクロプロセッサマイクロコントローラインタフェースデバイスは、外界と接続するための一つまたは複数のGPIOインタフェースを持っている。

入力として動作した場合は電気回路のほかの部分からのデジタル信号を読み取り、出力として動作した場合は他デバイスの制御や信号の通知を行う。

しばしばGPIOはピンのグループ(典型的には8ピン)であるGPIOポートで扱われることがある。通常は個別のGPIOピンごとに入力または出力に個別に設定することが出来るが、GPIOポートはグループごとの入出力設定となる。

個別のGPIOの読み書きや入出力の設定は、一つまたは複数の制御レジスタを読み書きすることで行う。

場合によっては、GPIOは割り込みを生成したり、大量のデータのデバイスへの出力/デバイスからの入力を効率的に行うために、DMAを使用することが出来る。

GPIOデバイスの種類は非常に広範囲である。時には、デバイスは非常に単純であり、入出力を切り替えることの出来るピンのグループである。

一方では、それぞれのピンが異なるロジック電圧の入出力が出来るよう柔軟に設定可能であり、ドライブ能力やプルアッププルダウンも設定可能である。

普遍的ではないが、典型的には入出力電圧は、GPIOを持つデバイスの供給電圧に制限される。制限を越えた電圧により、デバイスが損傷を受けることがある。

いくつかのGPIOには5V耐性の入力ピンがある。低い供給電圧(2V)であっても、デバイスは損傷を受けることなく、5Vの入力を受け入れることが出来る。

関連項目