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            開発経緯
            開発経緯
エゥーゴの戦略の内、ジャブローなど地上の連邦軍拠点への電撃的な侵攻を開発は急務であった。既存のモビルスーツは、単体で大気圏突入を行う際"バリュート″と呼ばれる
[[エゥーゴ]]の戦略の内、[[ジャブロー]]など地上の[[地球連邦軍]]拠点への電撃的な侵攻を開発は急務であった。既存のモビルスーツは、単体で大気圏突入を行う際"バリュート″と呼ばれる
耐熱装備のよって大気との摩擦熱から機体を防護し[[熱圏]]を突破するのが通例となっていたが、突入時は自由落下そのものであり、近傍の敵に対して完全に無防備となる。
耐熱装備のよって大気との[[摩擦熱]]から機体を防護し[[熱圏]]を突破するのが通例となっていたが、突入時は自由落下そのものであり、近傍の敵に対して完全に無防備となる。
さらに、地表到達までにパラシュートなどで機体を減速させる必要があり、その際に地上から狙撃される可能性が高かった。これは、大型HLVを使えないという
さらに、地表到達までに[[パラシュート]]などで機体を減速させる必要があり、その際に地上から狙撃される可能性が高かった。これは、大型HLVを使えないという
エゥーゴの台所事情もあったようだが、仮に[[HLV]]が使用できたとしても、地上からの迎撃は避けられず、敵勢力圏外に降下すれば、移動に時間を割かれることになる。
[[エゥーゴ]]の台所事情もあったようだが、仮に[[HLV]]が使用できたとしても、地上からの迎撃は避けられず、敵勢力圏外に降下すれば、移動に時間を割かれることになる。
そこで、大気圏上層から地表に至るまで、高い起動を確保したまま地上戦に投入できるモビルスーツの有効性が検討されることになった。
そこで、大気圏上層から地表に至るまで、高い起動を確保したまま地上戦に投入できるモビルスーツの有効性が検討されることになった。
そして、当時進行していた[[Ζ計画]]の一環として、[[Ζガンダム]]の最大の特徴である大気圏突入能力を検証すべくフライングアーマが開発され、ジャブロー攻略戦
そして、当時進行していた[[Ζ計画]]の一環として、[[Ζガンダム]]の最大の特徴である大気圏突入能力を検証すべくフライングアーマが開発され、ジャブロー攻略戦

2005年12月30日 (金) 08:46時点における版

フライングアーマーとは、アニメ機動戦士Zガンダム」に登場する架空の兵器。

フライングアーマーは、RX-178ガンダムMk-IIの規格に合わせて開発された、モビルスーツ用の大気圏突入装備である。

            開発経緯 エゥーゴの戦略の内、ジャブローなど地上の地球連邦軍拠点への電撃的な侵攻を開発は急務であった。既存のモビルスーツは、単体で大気圏突入を行う際"バリュート″と呼ばれる 耐熱装備のよって大気との摩擦熱から機体を防護し熱圏を突破するのが通例となっていたが、突入時は自由落下そのものであり、近傍の敵に対して完全に無防備となる。 さらに、地表到達までにパラシュートなどで機体を減速させる必要があり、その際に地上から狙撃される可能性が高かった。これは、大型HLVを使えないという エゥーゴの台所事情もあったようだが、仮にHLVが使用できたとしても、地上からの迎撃は避けられず、敵勢力圏外に降下すれば、移動に時間を割かれることになる。 そこで、大気圏上層から地表に至るまで、高い起動を確保したまま地上戦に投入できるモビルスーツの有効性が検討されることになった。 そして、当時進行していたΖ計画の一環として、Ζガンダムの最大の特徴である大気圏突入能力を検証すべくフライングアーマが開発され、ジャブロー攻略戦 に実戦投入されたのである。


関連項目