「桂枝茯苓丸」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
{{デフォルトソート:}}
編集の要約なし
2行目: 2行目:


== 概要 ==
== 概要 ==
[[当帰芍薬散]]、[[桃核承気湯]]とともに、[[瘀血]]と呼ばれる血の滞りをとる処方の一つである。
[[当帰芍薬散]]、[[桃核承気湯]]とともに、[[瘀血]]と呼ばれる血の滞りをとる処方([[駆瘀血剤]])の一つである。


== 作り方と飲み方 ==
== 作り方と飲み方 ==

2011年9月1日 (木) 15:08時点における版

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、古方派漢方薬の処方の一つ。

概要

当帰芍薬散桃核承気湯とともに、瘀血と呼ばれる血の滞りをとる処方(駆瘀血剤)の一つである。

作り方と飲み方

等量の桂枝茯苓牡丹皮桃仁芍薬をはちみつで「うさぎのうんこ」状に丸め、食前に一丸を飲む。効かないときは3丸まで増やしてよい。

効能

鬱血や血行障害による症状に用いられ、当帰芍薬散よりは実証の人に用いる。みぞおちのあたりの動悸や、下腹部の硬結・圧痛などを目標にし、月経不順、不妊症などに用いる。かつては狭心症などにも用いた。

参考文献

関連項目

外部リンク