「交響曲第1番 (ホヴァネス)」の版間の差分
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2010年10月1日 (金) 07:02時点における版
交響曲第1番『追放』作品17は、アラン・ホヴァネスが作曲した、世俗と宗教を融合した宗教的な交響曲。
概要
1936年に、トルコのムスリムによるアメルメニア人虐殺に着想得て作曲された。 トルコ人によるアルメメニアの問題は、しばしばホヴァネスの作品に散見される。バッハとヘンデルと同じような、弦によるフーガの賛歌が取り入れられている。曲は中国、日本、インドといった東洋や、イングランドとアメリカに影響を受けている。それは初演は1939年5月26日、BBC交響楽団指揮レスリー・ハワードにより第2楽章を除いて行われた。その後1970年に第2楽章を入れた全曲版が完成した。全局番が5月26日、レオポルド・ストコフスキーはこの交響曲の終楽章に衝撃を受け、彼に交響曲第2番の作曲を依頼している。ベートーヴェンの交響曲第1番と交響曲第2番は彼が19歳の時に作曲されたが、同じ年にホヴァネスは交響曲第10番、8番、9番、5番、13番、54番を作曲した。しかしこれらは後になってから出版された。
楽器編成
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ドラム、ハープ、弦五部
構成
- Andante espressivo
- Grazioso
- Finale: Andante; presto .
古典的な4楽章によっているが、後半2楽章は緩と急が連結されている。第1楽章はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットを含む大規模な木管楽器 の独奏による。弦はピッキングを行いながら伴奏に回っている。第2楽章はハープと弦、第3楽章はフーガによる。