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==くすり==
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*古代においては、「くすり」といえば'''[[生薬]]'''のことを指した。後に[[漢方医学]]が導入されると、'''[[漢方薬]]'''をも指すようになった。
*古代においては、「くすり」といえば'''[[生薬]]'''(草根木皮や動物・鉱物)のことを指した<ref>{{Cite book|和書|author=[[清水藤太郎]]|title=日本薬学史|origyear=1949|edition=1971年復刻|year=1971年|publisher=南山堂|pages=p.p.2-4}}</ref>。後に[[漢方医学]]が導入されると、'''[[漢方薬]]'''をも指すようになった。
*[[西洋医学]]が医学の主流を占める現代においては、医療目的で人体に用いる化学薬品、いわゆる'''[[医薬品]]'''を指すことが多い。
*[[西洋医学]]が医学の主流を占める現代においては、医療目的で人体に用いる化学薬品、いわゆる'''[[医薬品]]'''を指すことが多い。
*より広義には、人体に用いるものに限らず、産業用・研究用など各種用途のために製造された'''[[化学薬品]]'''類全般を指す。関連語彙として、[[農薬]]、[[火薬]]、[[試薬]]など。
*より広義には、人体に用いるものに限らず、産業用・研究用など各種用途のために製造された'''[[化学薬品]]'''類全般を指す。関連語彙として、[[農薬]]、[[火薬]]、[[試薬]]など。
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==らく==
==らく==
薬(らく)は、[[京都]]の[[陶芸]]、[[楽焼]](らくやき)または楽家の略。
薬(らく)は、[[京都]]の[[陶芸]]、[[楽焼]](らくやき)または楽家の略。

== 脚注 ==
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2010年8月12日 (木) 04:48時点における版

くすり

  • 古代においては、「くすり」といえば生薬(草根木皮や動物・鉱物)のことを指した[1]。後に漢方医学が導入されると、漢方薬をも指すようになった。
  • 西洋医学が医学の主流を占める現代においては、医療目的で人体に用いる化学薬品、いわゆる医薬品を指すことが多い。
  • より広義には、人体に用いるものに限らず、産業用・研究用など各種用途のために製造された化学薬品類全般を指す。関連語彙として、農薬火薬試薬など。

ヤク

「ヤク」は麻薬隠語

らく

薬(らく)は、京都陶芸楽焼(らくやき)または楽家の略。

脚注

  1. ^ 清水藤太郎『日本薬学史』(1971年復刻)南山堂、1971(原著1949年)、p.p.2-4頁。