「エンレイソウ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
整理 |
m編集の要約なし |
||
43行目: | 43行目: | ||
[[Category:メランチウム科]] |
[[Category:メランチウム科]] |
||
[[Category:有毒植物]] |
[[Category:有毒植物]] |
||
[[Category:山野草]] |
2010年6月30日 (水) 03:35時点における版
エンレイソウ(クロンキスト体系) | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ファイル:エンレイソウ Trillium smallii.JPG 2008年4月 福島県会津地方
| ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Trillium smallii auct. non Maxim. | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Trillium apetalon Makino | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
エンレイソウ(延齢草) |
エンレイソウ(延齢草、Trillium smallii )は、ユリ科エンレイソウ属の多年草。別名、タチアオイ。
「エンレイソウ」という呼び名は、他のエンレイソウ属 ( Trillium ) 植物に対して、またはエンレイソウ属全般を指して用いられる場合もある。
特徴
太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm。花期は4-6月。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。
分布と生育環境
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える。東アジアでは、サハリン(樺太)、南千島に分布する。
利用
黒く熟した果実は食用となる。
根茎は中国では延齢草根と呼ばれ、古くから胃腸薬や催吐剤などの薬草とされる[1]が、サポニンなどの有毒成分を含む有毒植物であり、過量に服用すれば、嘔吐、下痢などの中毒症状を起こす[1] 。
近縁種
- シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)( Trillium tschonoskii )
- オオバナノエンレイソウ ( Trillium kamtschaticum )