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2010年4月7日 (水) 20:05時点における版
羽黒山五重塔(はぐろさんごじゅうのとう)は山形県庄内地方にある羽黒山の参道にある五重塔。
東北地方では最古の塔といわれ、昭和41年には国宝に指定された。平安時代中期の承平年間(931~938年)平将門の創建と伝えられているが定かではない。再建は室町時代前期の応安年間(1368~1375)長慶天皇の御代、山形藩主 最上義光(もがみよしあき)が大修理を行ったとされている。1372年南北朝時代に羽黒山の別当職武藤政氏が再建したとも伝えられる。 高さ約29m、三間五層柿葺素木造の塔は東北最古といわれる。近くには樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉“爺杉”がある。
明治時代の神仏分離により、神仏習合の形態だった羽黒山は神社となり、山内の寺院や僧坊はほとんど廃され、取り壊されたが、五重塔のみが取り壊されずに残された。江戸時代は五重塔の周囲には多くの建造物があったという。
神社の境内にあるため、「五重塔」という名称はあくまでも通称であり、正確には「千憑(より)社」と言う末社で、大国主命を祭神として祀っている。
所在地
山形県鶴岡市羽黒町手向 羽黒山境内
交通
鶴岡駅よりバス40分、徒歩10分
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