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2009年9月28日 (月) 14:52時点における版
ボイスオーバー(voice-over、V.O.、VO)とは、映画やテレビなどにおいて、画面に現れない話者の声(叙述など)を用いる表現手法である。
翻訳音声におけるボイスオーバー
ニュース番組やドキュメンタリーなどの翻訳音声の編集において、原語の音声を小音量で流しつつ、翻訳された音声を流すときがある。これは完全な吹き替え(本人による発話を模す)とは異なり、画面外の通訳の存在を感じさせるため、こうした表現手法もボイスオーバーと呼ぶ。対して、完全な吹き替えはリップシンクと呼ぶ。
日本で上映される映画ではまず使われることは無い手法だが、例外的にたとえば映画・「ラストサムライ」は英語と日本語の会話がたがいに入り混じる内容であるため(トム・クルーズが日本語を、また渡辺謙が英語を話すシーンなどがある)、DVD版の日本語吹き替え音声にはボイスオーバー形式が採用されている。