「垂直」の版間の差分

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:<math>\angle POQ = 90^\circ \iff l \perp m</math>
:<math>\angle POQ = 90^\circ \iff l \perp m</math>


また二つの(特に幾何的な)[[ベクトル]] <math>\vec{a}</math> と <math>\vec{b}</math> にたいして、これらの[[ベクトルのなす角]]を ''&theta;'' とおくと (0°&le; &theta; &le; 180°)
また二つの(特に幾何的な)<math>\vec{0}</math>でない[[ベクトル]] <math>\vec{a}</math> と <math>\vec{b}</math> にたいして、これらの[[ベクトルのなす角]]を ''&theta;'' とおくと (0°&le; &theta; &le; 180°)
:<math>\theta = 90^\circ \iff \vec{a} \cdot \vec{b} = 0</math>
:<math>\theta = 90^\circ \iff \vec{a} \cdot \vec{b} = 0</math>
という[[内積]]との関係が成り立つ。
という[[内積]]との関係が成り立つ。

2009年7月25日 (土) 06:20時点における版

線分ABと線分CDがなす角(青で示される角とオレンジで示される角)は各々直角であるため、線分ABと線分CDは垂直である。

垂直(すいちょく、perpendicular)とは、二つの幾何学的対象のなすが直角であること。また、垂直に交わることを直交すると言う。垂直であることを垂直記号 "⊥" を用いてあらわす。慣用的に鉛直のことを垂直ということも多いが、水平面に対して垂直であることが鉛直の原義である。

最も単純な場合、交わる 2 直線を l, m とし、l, m の交点を O とする。直線 l 上の O と異なる任意の一点を P、直線 m 上の O と異なる任意の一点を Q とするとき、

また二つの(特に幾何的な)でないベクトル にたいして、これらのベクトルのなす角θ とおくと (0°≤ θ ≤ 180°)

という内積との関係が成り立つ。

関連項目