「鼻行類」の版間の差分

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== 外部リンク ==
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* [http://members.jcom.home.ne.jp/nasobem/ 鼻行類研究所]
* [http://www.ne.jp/asahi/nasobem/research-center/ 鼻行類研究所]
* [http://www.f2.dion.ne.jp/~nkd25/html/nose/bikourui.html NSR:鼻行類]
* [http://www.f2.dion.ne.jp/~nkd25/html/nose/bikourui.html NSR:鼻行類]



2005年7月28日 (木) 03:47時点における版

鼻行目(架空)
分類
界: 動物界 Animalia
門: 脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱: 哺乳綱 Mammalia
目: 鼻行目 Rhinogradentia
see text

鼻行類(びこうるい、Rhinogradentia)は学術論文のパロディー作品『鼻行類』(本記事の末尾を参照)に記載された想像上の動物分類項。

以下の記述は『鼻行類』に基づいており、あたかも事実であるかのように書かれている部分もあるが、生息地や著者なども含めて全くのフィクションであるから注意されたい。

鼻行類は別名ハナアルキともいい、脊椎動物亜門・哺乳綱鼻行目に属し、南太平洋に存在するハイアイアイ群島に生息していた動物を歩行や捕食等に使用する。すべりやすいハイアイアイ群島で、滑って転ぶのを防ぐために鼻で体を支えたのがこの特異な進化の発端ではないかとされる。また、ゴキブリなどの昆虫を捕食するために、地面に顔を擦りつけていたことにより、このような進化を遂げたという説もある。

多様な進化を遂げた鼻孔類の鼻は歩行に用いるだけでなく、捕食等にも使用されている。例えばハナススリハナアルキEmuncttor sorbesは粘着力のある鼻汁をたらすことで魚を釣り上げることで知られている。

14科189種のこの生物群は、1942年にノルウェーのエイナール・ペルステン=シュムトクヴィストによって発見された。ハラルト・シュテンプケ著の『鼻行類』に詳しい。

なお、フランスでは鼻行類という分類は認められていない。これは、大統領シャルル・ド・ゴール(在任期間:1958年 - 1969年)が、巨大な鼻を持つ自分への当てこすりであるとして、パリ植物園への鼻行類の標本搬入を拒否したためである。1957年核実験によってハイアイアイ群島は消滅し、同時に鼻行類も絶滅したとされる。

おもな鼻行類

  • 単鼻類
    • ムカシハナアルキ
  • 鼻歩類
    • ミツオハナアルキ
    • ナメクジハナアルキ
    • ハナススリハナアルキ
  • 管鼻類
    • クダハナアルキ
  • 地鼻類
    • モグラハナアルキ
  • 跳鼻類
    • ダンボハナアルキ
    • トビハナアルキ
  • 長吻類
    • マンモスハナアルキ

外部リンク


鼻行類』はハラルト・シュテンプケ名義で書かれた、架空の生き物「鼻行類」を解説している書籍のこと。1961年発行。フィクションではあるが、学術書の形式を巧みに表現してあり、その学術論文のパロディーとしての完成度はかなり高い。