「伊古田純道」の版間の差分

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== 生涯 ==
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=== 出生 ===
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伊古田村(現[[秩父市]])生まれ。幼名富次郎。
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=== 開業 ===
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番匠村(現[[ときがわ町]])の有名な[[産婦人科医]]、[[小室元長]]から[[オランダ]][[医学]]等を学び、後に[[江戸]]で学び、秩父で開業した。
番匠村(現埼玉県[[ときがわ町]])の有名な[[産婦人科医]]、[[小室元長]]から[[オランダ]][[医学]]等を学び、後に[[江戸]]で学び、秩父で開業した。


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2008年12月5日 (金) 19:01時点における版

伊古田 純道 (いこだ じゅんどう、享和2年(1802年) - 明治19年(1886年))は日本の医者。本名伊古田寧。幼名富次郎、諱は重満、号は楢陵、白茅樵舎主人。日本初の帝王切開を行い、成功させた。

生涯

出生

伊古田村(現埼玉県秩父市)生まれ。幼名富次郎。

開業

番匠村(現埼玉県ときがわ町)の有名な産婦人科医小室元長からオランダ医学等を学び、後に江戸で学び、秩父で開業した。

帝王切開

嘉永5年(1852年)に坂元村(現飯能市)で日本で最初の帝王切開を、南川村(現飯能市)の医者岡部均平と行い、胎児は既に死亡していたが、母体は助かった。

著書

  • 「子宮截開術実記」
  • 「撒羅満氏産論抄書」
  • 漢詩集「楢陵遺稿」
  • 手稿「賊民略記」、「新政或問」、「志学大意」、「甲申詠草」