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大潮(おおしお)とは、潮の干満の差が大きい状態のことをいう。
大潮(おおしお)とは、潮の干満の差が大きい状態のことをいう。
潮の干満は、地球に働く,場所によって異なる重力と,どの場所でも一定な慣性力との差によって起こる。地球の重心では重力と慣性力の向きは反対で大きさは等しいが,月に面した海面では重力が勝り,反対側では慣性力が勝る,このため地球の重心と反対側に引っ張られ、共に海水面が盛り上がる。
潮の干満は、地球に働く,場所によって異なる重力と,どの場所でも一定な慣性力との差によって起こる。地球の重心では重力と慣性力の向きは反対で大きさは等しいが,月に面した海面では重力が勝り,反対側では慣性力が勝る,このため共に地球の重心と反対側に引っ張られ、海水面が盛り上がる。
太陽、月、地球が一直線になったときは、月と太陽の重力が重なるので、海面の変化が大きくなり、大潮(おおしお)となる。
太陽、月、地球が一直線になったときは、月と太陽の重力が重なるので、海面の変化が大きくなり、大潮(おおしお)となる。



2008年9月25日 (木) 03:36時点における版

大潮(おおしお)

大潮(おおしお)とは、潮の干満の差が大きい状態のことをいう。 潮の干満は、地球に働く,場所によって異なる重力と,どの場所でも一定な慣性力との差によって起こる。地球の重心では重力と慣性力の向きは反対で大きさは等しいが,月に面した海面では重力が勝り,反対側では慣性力が勝る,このため共に地球の重心と反対側に引っ張られ、海水面が盛り上がる。 太陽、月、地球が一直線になったときは、月と太陽の重力が重なるので、海面の変化が大きくなり、大潮(おおしお)となる。