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2008年5月19日 (月) 08:05時点における版
シリキウス(Pope Siricius、?- 399年11月26日)は、384年12月11日から399年11月26日にかけて在位した第38代ローマ教皇である。
382年に古代ローマの最高神祇官に、司祭として初めて任じられた(後にローマ帝国皇帝グラティアヌスによって職を解かれた)。384年には、対立教皇ウルシヌスとの選挙に勝って満場一致でローマ教皇に選出された。また彼は「教皇」という称号を名乗った初めての人物でもある。また彼は教皇教令を発した初めての教皇でもあり、初めての教皇教令はスペインのタラゴナ県の司祭に対するものだった。さらに聖職者の非婚に関する2つの教令を出した。
異端の同僚司祭に迫害されたスペインの禁欲的なプリスキリアヌス派の司祭が西ローマ帝国皇帝マグヌス・マクシムスによって魔術を行った罪で処刑された時、彼はミラノの司教アンブロジウスとトゥールのマルティヌスを伴って、この判決に異議を唱えた。
シリキウスの祝日は11月26日である。
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