「ジャン・ポトン・ド・ザントライユ」の版間の差分
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2008年3月22日 (土) 11:09時点における版
ジャン・ポトン・ド・ザントライユ(Jean Poton de Xaintrailles、1390年頃 - 1461年10月7日)はガスコーニュ出身の百年戦争末期のフランス軍の指揮官で、後に元帥となった。ジャンヌ・ダルクの戦友である事で知られる。
略歴
ザントライユはジャンヌ・ダルクと共にオルレアン攻囲戦(en:Siege of Orleans)でオルレアンを開放し、その後もジャルジョーの戦い(en:Battle of Jargeau)、ボージャンシーの戦い(en:Battle of Beaugency)、パテーの戦いなどで活躍した。また、囚われたジャンヌの奪回を試みた際にペロンヌでフィリップ善良公の軍と戦い、敵軍を敗走させた。
ジュルブヴォワの戦いでは同郷のラ・イルと共に指揮官として活躍し、以降の百年戦争の局面ではギュイエンヌ再征服、ノルマンディー征服などの功績を上げた。
1461年10月7日、彼は後継者もなくボルドーのトロンペット城で死去した。彼の遺産は教会に寄付された。
また、彼はザントライユ城を再建した事でも知られる。
参考文献
- ジュール・ミシュレ『ジャンヌ・ダルク』中公文庫