「スザンヌ・ヴェガ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
DragonBot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: gl:Suzanne Vega
LeonardoRob0t (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: fa:سوزان وگا
48行目: 48行目:
[[en:Suzanne Vega]]
[[en:Suzanne Vega]]
[[es:Suzanne Vega]]
[[es:Suzanne Vega]]
[[fa:سوزان وگا]]
[[fi:Suzanne Vega]]
[[fi:Suzanne Vega]]
[[fr:Suzanne Vega]]
[[fr:Suzanne Vega]]

2008年1月2日 (水) 02:59時点における版

Suzanne Vega

スザンヌ・ヴェガ (Suzanne Vega、1959年7月11日 - )は、カリフォルニア州サンタモニカ出身の女性シンガーソングライター

生まれてまもなくして母に連れられニューヨークへ移り、多くの社会的問題を抱えた地域で子供時代を送る。母の再婚相手がキューバ系で姓がヴェガであったため、以後その姓を名乗るようになる。9歳の時に詩を書き始め、14歳の時に作詞を始める。その後、ラガーディア高校(Fiorello H. LaGuardia High School of Music & Art and Performing Arts)で、モダンダンスを学び、この時に音楽こそが自分の求めるものだと気づく。そこを1977年に卒業すると、コロンビア大学バーナードカレッジで英文学を学ぶ傍ら、グリニッチ・ヴィレッジの小さな劇場などに立つ。1984年にレコード会社との契約を結ぶ。

1985年にデビューアルバム「Suzanne Vega」を発表し、その自己内省的社会批判を含んだ曲は、アメリカにおいて好意的な反響を得る。

1987年には「Solitude standing」を発表、その中の「Luka」という曲は、児童虐待を受ける子供の視点から書かれており、当時のヒットソングとしては、特異な位置を占める。ちなみにこのレコードに含まれる曲「Tom’s diner」は、世界で最初にMP3フォーマットになった曲でもある。このころから彼女のスタイルは、ロックへと近づくことになる。

3枚目のアルバム「Days of open hand」は、彼女にとって新境地を開かんとするものであった。神秘的シンボリズムと感情の深遠を表現しようとした試みは、非常に実験的な試みであり、彼女の更なるスタイルの変化を表したものであった。

1992年、「99.9°F」では、音楽的にフォークダンスビート、そしてインダストリアルの融合であり、内容的に明るいイメージを伝えており、それ以前のアルバムとは対照的なつくりとなっている。

5番目のアルバム「Nine objects of desire」は1996年に発表され、「99.9°F」の曲調を伝えつつも、過去の素朴なスタイルと、さらにボサノバを加えたものとなっている。

2001年、夏に「red and gray」を発表。このアルバムでは、男女の関係が機微に飛んだ形で表現されとりわけ、その関係性の失敗や挫折が主題として前面に来るものの、曲調は高いレベルにおいて再びアコースティックな形へ移行しており、より素朴な形でそのテーマを表現している。

ディスコグラフィ

  • 1985: Suzanne Vega
  • 1987: Solitude Standing
  • 1990: Days of Open Hand
  • 1992: 99.9F°
  • 1996: Nine Objects of Desire
  • 1999: Tried and True: The Best of Suzanne Vega
  • 2001: Songs in Red and Gray
  • 2003: Retrospective: The Best of Suzanne Vega
  • 2007: Beauty & Crime

日本公演

1月22日 心斎橋クラブクアトロ、23日 名古屋クラブクアトロ、24日 東京国際フォーラム・ホールC

外部リンク