「バイエルン級戦艦」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
en:Bayern class battleship 16:01, 28 November 2007 から |
m →同型艦: ヴュルテンベルク (戦艦)リンク修正。 |
||
48行目: | 48行目: | ||
バイエルン級の基本設計は20年後に[[ビスマルク級戦艦|ビスマルク級]]に引き継がれた。バイエルン級とビスマルク級の唯一の類似点は、連装主砲塔4基の配置である。 |
バイエルン級の基本設計は20年後に[[ビスマルク級戦艦|ビスマルク級]]に引き継がれた。バイエルン級とビスマルク級の唯一の類似点は、連装主砲塔4基の配置である。 |
||
==同型艦== |
== 同型艦 == |
||
*[[バイエルン (戦艦)|バイエルン]] ''Bayern'' |
* [[バイエルン (戦艦)|バイエルン]] ''Bayern'' |
||
*[[バーデン (戦艦)|バーデン]] ''Baden'' |
* [[バーデン (戦艦)|バーデン]] ''Baden'' |
||
*[[ザクセン (戦艦)|ザクセン]] ''Sachsen'' |
* [[ザクセン (戦艦)|ザクセン]] ''Sachsen'' |
||
*[[ヴュ |
* [[ヴュルテンベルク (戦艦)|ヴュルテンベルク]] ''Württemberg'' |
||
==関連項目== |
==関連項目== |
2007年12月22日 (土) 01:51時点における版
バイエルン級戦艦 | |
---|---|
艦級概観 | |
艦種 | 戦艦 |
艦名 | 地方名 |
前級 | ケーニヒ級戦艦 |
次級 | - |
性能諸元 | |
排水量 | 満載 32,200 トン |
全長 | 180.0 m 179.4 m(水線長) |
全幅 | 30.0 m |
吃水 | 9.39 m |
機関 | ギアード・タービン3軸推進、14缶、55,967 shp |
最大速力 | 22.0ノット (40.7 km/h) |
航続距離 | 5,000海里 / 12ノット時 (22 km/h) |
乗員 | 1,187名 - 1,271名 |
兵装 | 38cm砲8門 15cm砲16門 8.8cm砲8 - 10門 24インチ魚雷発射管5門 |
装甲 | 装甲帯 120mm - 350mm 司令塔 400mm 甲板 30mm 砲塔 100mm - 350mm |
バイエルン級戦艦 (Bayern - Klasse) は、ドイツ海軍の戦艦。第一次世界大戦に参加した最後の艦級であった。
設計
本級の排水量は32,000におよび、主砲は38cm(15インチ)砲を連装砲塔に収め、4基を装備、副砲は甲板下の舷側部分に左右8門ずつ装着された。本級は同時期に開発中であったイギリス海軍の15インチ砲装備の戦艦に匹敵した。しかしながら本級の主砲は軽量の砲弾を使用したため、射程は大きいもののその威力では劣るものであった。また、戦時中のドイツは重油の安定した供給を得ることができず、本級は石炭を使用したため低速に苦しめられた。
バーデンは1912年末、残る艦は1913年に起工した。ザクセンとヴュッテンベルクは進水したものの第一次世界大戦の終了までに完成せず、1920年から21年に建造所で解体された。
バイエルンとバーデンは1915年に進水し、ユトランド沖海戦には間に合わず実戦参加は僅かであった。バイエルンはアルビオン作戦中の1917年10月12日にリガ湾で触雷し破損した。バイエルンは大きく氾濫し、19日後にようやくキールに帰還した。休戦が成立すると、バイエルンとバーデンはスカパ・フローに回航され、バイエルンは1919年6月21日に他の多くの艦と共に自沈した。バーデンは曳船によって浅瀬に着底され、沈没を免れた。その後1921年8月にイギリス海軍により標的艦として沈められた。
バイエルン級の基本設計は20年後にビスマルク級に引き継がれた。バイエルン級とビスマルク級の唯一の類似点は、連装主砲塔4基の配置である。
同型艦
関連項目
外部リンク