「根深汁」の版間の差分

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[[池波正太郎]]の[[時代小説]]や[[エッセイ]]には頻繁に登場する。池波によると少量の油分を加えるといっそう旨くなるといい、[[仕掛人・藤枝梅安]]は[[胡麻油]]を落とした根深汁を作って仲間を瞠目させているし、池波自身は鶏の皮少々を入れたものが好物であると書いている。
[[池波正太郎]]の[[時代小説]]や[[エッセイ]]には頻繁に登場する。池波によると少量の油分を加えるといっそう旨くなるといい、[[仕掛人・藤枝梅安]]は[[胡麻油]]を落とした根深汁を作って仲間を瞠目させているし、池波自身は鶏の皮少々を入れたものが好物であると書いている。

==関連項目==
*[[藤波孝生]]


[[Category:日本の汁物|ねふかしる]]
[[Category:日本の汁物|ねふかしる]]

2007年11月26日 (月) 08:25時点における版

根深汁(ねぶかじる)は味噌汁千住葱や下仁田葱のように、土を盛り上げて根を白軟化させた白葱を使う。

作り方といった程のものはなく、ただ出汁で葱のぶつ切りを煮、味噌を溶き入れれば出来上がる。極めて簡便かつ安価な冬の味覚である。

池波正太郎時代小説エッセイには頻繁に登場する。池波によると少量の油分を加えるといっそう旨くなるといい、仕掛人・藤枝梅安胡麻油を落とした根深汁を作って仲間を瞠目させているし、池波自身は鶏の皮少々を入れたものが好物であると書いている。

関連項目