「養子的キリスト論」の版間の差分
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2005年3月12日 (土) 04:49時点における版
養子的キリスト論(ようしてき- ろん Adoptionism)とは、イエスはもともと普通の人間であり、神の子となったのはヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けた時点であるとする論。養子説ともいう。キリスト教の正統教義(神・イエス・精霊は三位一体であるとする)に反し、異端とされる。
modalism(様態論、サベリウス派の説)とともにmonarchianism(単一神論)の1つ。
- 2世紀のエビオン派
- ユダヤ人キリスト教徒の一部(?)で自らを貧しい者(エビオン)と称した一派の説。エビオン派は律法を守り、禁欲的であったといわれ、3-4世紀には消滅した。
- イエスはヨセフとマリヤとの子で、初めから神性があったわけではなく、洗礼を受けた際にキリストになった、としてパウロの説にある処女懐胎やキリストの神性を否定する。(従って普通の人間も律法を保つことでキリストとなりうる?)
- 皮なめしのテオドトス(Theodotus)
- 2世紀末にイエスは洗礼のときにキリストになったと主張し、ローマ教会のヴィクトル1世(在位 189年- 199年)に破門された。(養子論的単性論)
- 8世紀の養子論論争