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ひとりで歌うことを'''独唱'''という。[[伴奏]]を伴う場合も、この語が使われる。 |
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ひとりで歌うことを'''独唱'''という。[[伴奏]]を伴う場合も、この語が使われる。なお、複数で同じ旋律を歌うことを[[斉唱]]、複数のそれぞれが違う[[声部|パート]]を歌うことを[[重唱]]、複数のパートをそれぞれ複数が歌うことを合唱という。また、ひとりで[[楽器]]を演奏することを[[独奏]]という。 |
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==独唱曲== |
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==独唱曲== |
2004年1月5日 (月) 07:51時点における版
ひとりで歌うことを独唱という。伴奏を伴う場合も、この語が使われる。なお、複数で同じ旋律を歌うことを斉唱、複数のそれぞれが違うパートを歌うことを重唱、複数のパートをそれぞれ複数が歌うことを合唱という。また、ひとりで楽器を演奏することを独奏という。
独唱曲
西洋音楽にあっては、独唱のための曲を独唱曲というが、これは大きく二つに分かれる。
- 歌曲 原則として単独で歌われる作品で、歌うこと自体に目的があるものである。ピアノなど、ひとつの楽器で伴奏されることが多いが、オーケストラで伴奏されることもある。ロマン派を中心にドイツなどドイツ語圏各国でドイツ語の歌詞により作られた歌曲を特にドイツリートという。また、いくつかの歌曲をまとめ、続けて演奏することができるようにしたものを、連作歌曲という。
- 大規模な作品の一部の独唱曲 オペラやオラトリオなどの大規模な作品の一部としての独唱曲は、それが含まれる作品に物語性があってその一部を担い、登場人物の信条心情などを吐露する内容のものが多い。これらはアリアなどと呼ばれる。