「護衛神エイト」の版間の差分
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;ファ=ミリア【ファミリーコンピュータ】 |
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:ハーバラ国王女。15歳。かなりの天然ボケだが凄まじいパズルマニアでパズル戦士。 |
:ハーバラ国王女。15歳。かなりの天然ボケだが凄まじいパズルマニアでパズル戦士。 |
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:世界征服プログラム「エニアック」の封印を解くための「鍵(コンパイラ)」として魔王にさらわれる。 |
:世界征服プログラム「エニアック」の封印を解くための「鍵(コンパイラ)」として魔王にさらわれる。その後魔王に操られゼロの封印(エイトのプロテクトよりも厳重)を解いてしまう。 |
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:エドザック戦の後に膨大なバグとデータ破損のため消滅しかかっていた世界を元に戻した。 |
:エドザック戦の後に膨大なバグとデータ破損のため消滅しかかっていた世界を元に戻した。その際使用した奥義は自らの命を犠牲にする「スーパーノヴェンバー」。しかし奥義使用後も絶命する事なくエイトと過ごす。 |
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:物語の当初は両親が旅行で不在だったが、エンディングで両親からしばらく帰る気がないため女王になれ、と手紙を送られる。 |
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;アイス=クライミー【アイスクライマー】 |
;アイス=クライミー【アイスクライマー】 |
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:バイトで入ってきた世話役。苦労人。エルフ。限定解除級魔法使いで、かつて魔王の配下だった魔獣四天王の3体を使い魔としている。人気投票で一位に輝いた事がある。 |
:バイトで入ってきた世話役。苦労人。エルフ。限定解除級魔法使いで、かつて魔王の配下だった魔獣四天王の3体を使い魔としている。人気投票で一位に輝いた事がある。 |
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:魔法使いとしては本作一の力を誇り、魔王と戦えるレベル。使用魔法は「魔壁」「豪破円盤」「拡散爆球」など多数。 |
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:最終決戦では魔王との魔法戦に加え、「若返りの呪い」でコングをかつての勇者の姿にするなどの活躍を見せた。 |
:最終決戦では魔王との魔法戦に加え、「若返りの呪い」でコングをかつての勇者の姿にするなどの活躍を見せた。 |
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:筋肉質の男性が苦手なため、スチール三姉弟のアイアンやアーバンは嫌い。 |
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;コングじい【ドンキーコング・スーパーマリオブラザーズ】 |
;コングじい【ドンキーコング・スーパーマリオブラザーズ】 |
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:スチール三姉弟長男。冷静な分析力や魔王から与えられた「キカイ」の操縦など、三姉弟の中では一番見せ場が多い。モデルはスネ夫。 |
:スチール三姉弟長男。冷静な分析力や魔王から与えられた「キカイ」の操縦など、三姉弟の中では一番見せ場が多い。モデルは骨川スネ夫。 |
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:元魔王配下の魔獣四天王の一人。高飛車でケルベルをよく怒らせる。 |
:元魔王配下の魔獣四天王の一人。高飛車でケルベルをよく怒らせる。 |
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:空を飛び幻覚を使い、「魔針」など攻撃魔法も行使する。女に間違われるが男。 |
:空を飛び幻覚を使い、「魔壁」「魔針」など攻撃魔法も行使する。女に間違われるが男。 |
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;リバイア |
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2007年8月23日 (木) 18:21時点における版
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護衛神エイト(がーでぃあんえいと)は、吉崎観音の漫画作品。漫画雑誌『月刊少年ガンガン』の1997年13号から1999年5・6合併号まで連載していた。全5巻。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
概要
基本的な筋立ては、エイトの成長譚である。謎の男No.64がハーバラ王国の姫ミリアにつかわした謎の少年エイトは頭が空っぽであるが、冒険、修行、出会い、戦いなどあまたの経験を通して学習、成長する。
この本筋に、物語の舞台であるハーバラ王国のある世界、ファンタジーゾーンの秘密、謎の男No.64と謎の会社との抗争などの筋が、主人公エイトと関わりないところで展開し、物語に深みを加えている。
最終巻である第5巻の巻末に「予告編」と見られる描写があり、吉崎には続編の構想がある。 が、いまだ描かれていない。
また、本編内容や人名・地名などに、様々な『ファミコン』へのオマージュを見て取れる。 単行本でも作者がゼビウスについて熱く語る(一戸建てを買って庭にゼビウスマップを作るのが夢)など、並々ならぬ熱意が伝わってくる。
また地名には「ハーバラ城(=秋葉原)」「奥ダーマ(=奥多摩)」など東京の地名をもじったものもある。
ストーリー
プロローグ
パズル好きのハーバラ王国の王女ミリアの誕生日の日。王女は突如現れた謎の宅配便屋から謎のパズルを渡される。さっそくそのパズルを解きに掛かる王女だが、ほぼ同時刻に謎の三人組の攻撃を受けてしまう。砲撃にも眼もくれずパズルを解くのに夢中の王女。そしてパズルを解いた時、中から、『ミリアをまもるためにうまれた』というガーディアン エイト が現れ、三人組を撃退する。そして物語は始まった。
キャラクター
【】内は元ネタとなったゲーム機・ソフトの名称。
- エイト
- ガーディアン8号式。ミリア王女を守るように設定されている。最初は一切のデータを消された状態だったが、物語が進むにつれて人格・能力ともに成長を遂げていく。
- この「成長機能」を搭載されたガーディアンはエイトただ一人である。他のガーディアンのように特別優れた能力が与えられた訳ではなかったが、最強のバトルドール「ゼロ」に勝つための「可能性」である。
- より強くなるために、城にやってきた最強の武道家アーバンに弟子入りし、彼と共に奥ダーマに行き謎の少年ロックと出会い友達になる。ロックと共に修行し、自らの力を最大限引き出す「人派」の技術を習得。
- 急いで城に戻るも目の前で魔王の部下にミリアをさらわれ、アイスとバジリスの助けを借りて魔王の待つ「死の荒野」へ向かう。そこで封印を解かれたゼロ(=エドザック)と戦い、魔王と分裂したゼロから自分が「何もかも調整できる世界での人間の存在理由を取り戻すための可能性」だと告げられる。
- ゼロが分解し、魔王はかつての力に加え「カガク」の力も得た理想の姿に進化する。そしてエイトはシックスやフォウ、トゥーなど他のガーディアンやNo.64、さらにアイスや勇者マリオといった多くの力を借りて勝利する。
- ファ=ミリア【ファミリーコンピュータ】
- ハーバラ国王女。15歳。かなりの天然ボケだが凄まじいパズルマニアでパズル戦士。
- 世界征服プログラム「エニアック」の封印を解くための「鍵(コンパイラ)」として魔王にさらわれる。その後魔王に操られゼロの封印(エイトのプロテクトよりも厳重)を解いてしまう。
- エドザック戦の後に膨大なバグとデータ破損のため消滅しかかっていた世界を元に戻した。その際使用した奥義は自らの命を犠牲にする「スーパーノヴェンバー」。しかし奥義使用後も絶命する事なくエイトと過ごす。
- 物語の当初は両親が旅行で不在だったが、エンディングで両親からしばらく帰る気がないため女王になれ、と手紙を送られる。
- アイス=クライミー【アイスクライマー】
- バイトで入ってきた世話役。苦労人。エルフ。限定解除級魔法使いで、かつて魔王の配下だった魔獣四天王の3体を使い魔としている。人気投票で一位に輝いた事がある。
- 魔法使いとしては本作一の力を誇り、魔王と戦えるレベル。使用魔法は「魔壁」「豪破円盤」「拡散爆球」など多数。
- 最終決戦では魔王との魔法戦に加え、「若返りの呪い」でコングをかつての勇者の姿にするなどの活躍を見せた。
- 筋肉質の男性が苦手なため、スチール三姉弟のアイアンやアーバンは嫌い。
- コングじい【ドンキーコング・スーパーマリオブラザーズ】
- ハーバラ国の騎士団長。ややボケており、よく地面の中にもぐって瞑想している。80年間城に仕えているがいまだに騎士としての階級は下から二番目のブラックナイト。
- 正体はかつて魔王を倒し世界を救ったとされる勇者マリオ。しかし本人は勇者であった事を良く思っておらず、周囲に隠そうとしていた。なお本人の口から語られる武勇伝(勇者という事は隠している)によると、昔から結構ボケてばかりいたようである。
- スチール
- スチール三姉弟長女。アイスによって怒りが頂点に達すると若返る呪いをかけられている。
- ワイヤー
- スチール三姉弟長男。冷静な分析力や魔王から与えられた「キカイ」の操縦など、三姉弟の中では一番見せ場が多い。モデルは骨川スネ夫。
- アイアン
- スチール三姉弟次男。サイクロプスとエルフのハーフ。モデルは剛田武。
- ケルベル
- 元魔王配下の魔獣四天王の一人で「地獄の番犬」と呼ばれる。
- 直情径行で、しばしばアイスから言われた事を忘れてお仕置きされる。
- バジリス
- 元魔王配下の魔獣四天王の一人。高飛車でケルベルをよく怒らせる。
- 空を飛び幻覚を使い、「魔壁」「魔針」など攻撃魔法も行使する。女に間違われるが男。
- リバイア
- 元魔王配下の魔獣四天王の一人。アイスの部下三人では唯一の女。
- エニアック
- カンパニーの世界征服プログラムの要たる、バトルドール「ゼロ」に搭載される予定のコンピュータプログラム。自分の意思はなく決められた行動を取るのみだが、64によって組み込まれた乱数因子による「気まぐれ」により魔王と融合する。
- 魔王
- かつて世界を支配しようとし、勇者マリオに倒された魔王。「絶対魔法防御陣」「魔王陣式流星群」など強力な魔法を使いこなす。
- 実体を無くし長い間虚空をさまよっていたが、エニアックと出会い、融合しプログラム人格として復活。さらにバトルドール「ゼロ」にインストールされ肉体と「カガク」の力を得る。
- その後ミリアを助けようと死の荒野までやってきたエイトと戦闘に入るも苦戦。P.D.Gをはじめ観戦者を失望させる。その後能力値を修正し戦いを有利にするが、器であるゼロ自身の意思が覚醒。自ら制御球を破壊し人格プログラムを分裂させる。
- そして分裂したゼロのデータを元に、過去の自らを超える究極の魔王の姿を作りあげ再び世界を支配しようとする。が、かつての部下であった魔獣四天王やアイス、勇者マリオとして若返ったコング、他のガーディアン達の力を借りたエイトによって倒された。
- エニアックと融合して魔王エニアック、ゼロの肉体を得て魔王エドザックを名乗るが、自身の名前は作中に出てこず、「魔王」としか呼ばれない。かつて戦ったコングによればその名は「ギガデンジャラスゴデガンデボゲズラー」だというが真偽は不明。
- ゼロワン&ゼロツー
- バトルドールゼロのデータをコピーした、純正なる戦闘人形。ただし完全なコピーではなく(片腕が銃や剣になっている)、搭載プログラムもエニアックより質が劣ると思われる。
- プログラムの応用が利かず、No.64の仕掛けた思考ロジックに嵌り停止する。
- トゥー
- ガーディアン2号式。ゼロ以降のガーディアンシリーズとして最初に開発された。直接戦闘力は以後のガーディアンに劣るものの、瞬間移動や各種解析など特殊能力が多い。
- 見た目はかなり幼い。
- フォー
- ガーディアン4号式。64を守るように設定されている。
- パワー重視の設計で、単純な力ならゼロに匹敵する。しかし手足のパーツなどが旧式のデザインであり、本人も多少気にしている。
- 明るいサバサバした性格だが、戦いに関しては冷静である。
- シックス
- ガーディアン6号式。8号式(エイト)を守るように設定されている。
- アーバンの元で修行するエイトを助けるために正体を隠し「ロック」と名乗って共に弟子入りする。万物から力を借りる「天派」の使い手であり「気集弾」「斬気蛇」「流星気散弾」といった技を使いこなす。
- その後エドザックとの戦いでエイトに加勢し正体を明かす。
- 魔王が倒されて後は自らをもっと高めるために再びアーバンの元へ戻り修練に励む。
- 素直で真面目、紳士的な性格で、エイトやアーバンのボケにしばしば戸惑う。
- ゼロ
- ガーディアンシリーズのオリジナル。最強の戦闘能力を有する。
- 元々はエニアックがインストールされる、ただの肉体(ボディ)である。そのため自らの意思は持っていないはずだったが、No.64が密かにゼロ自身の意思を搭載していた。
- エニアックがインストールされる直前に、自らの封印を解いたミリアに自分を止めるよう頼む。その後エドザック(=エニアック)がエイトと戦う際に覚醒、エドザックを止めようとするが、エドザックが制御球を破壊した事により分解。代わりにエイトと融合し進化する。
- 魔王との戦いでエイトを守って消滅するもトゥーのバックアップにより復活、No.64と共に奥ダーマで暮らすようになる。
- No.64(ウィル・イッルス・トリッシムス)
- ガーディアンシリーズの製作者。子供達や弱者のためにサイバドールを作るが、それをカンパニーに利用されそうになり、カンパニーを出し抜く画策をする。世界征服プログラム「エニアック」に密かに乱数因子(気まぐれ)を組み込み、魔王と融合する原因を作った。またバトルドール「ゼロ」に自身の意思を与えた。
- 謎の宅配便屋を名乗りハーバラ城に現れ、記録が消去され封印されたエイトをミリアに渡す。そしてエイトの成長を陰で見守る。
- ゼロの封印が解かれ、エイトとの戦いになるとカンパニーへ反逆。抹殺のためゼロワン・ゼロツーが送りつけられるも機転により勝利。エイトと合流し魔王を倒す手助けをした。
- 戦いの後も現実世界へ帰らず(プロテクトがかけられ帰れないが)、奥ダーマのアーバン宅の隣に引っ越して暮らすようになる。
- ドミナ
- 64の幼馴染。国の研究機関に入っていて、技術者としてのライバル意識(傍目から見ればバレバレな好意)をウィルに持っている。
- ファンタジー・ゾーンにかけられた厳重なプロテクトを強引に突破し(成功率0.0003%だった)ウィルの元へやってくる。そしてウィルとそのガーディアン達に、自身のガーディアン1・3・5・7・9と勝負するよう求める。
- しかし世界がバグとデータの破損だらけで崩壊する危機に直面し勝負は有耶無耶に。世界の危機の後もウィルと共にファンタジー・ゾーンに留まり、共に暮らすようになる。
- ワン
- ガーディアン1号式。おそらくゼロのコピー。
- スリー
- ガーディアン3号式。おそらくトゥーのコピー。
- 子供っぽいトゥーのコピーのはずだが、なぜか背が高い。
- ファイブ
- ガーディアン5号式。おそらくフォーのコピー。
- 関西弁をしゃべる。
- セブン
- ガーディアン7号式。おそらくシックスのコピー。
- 内気で礼儀正しい。
- ナイン
- ガーディアン9号式。エイトのコピー。
- ファンタジー・ゾーン突入時、インストールに失敗するが、ミリアによって世界が最適化され復活。
- エイトを兄と慕う。
- 十一番目のサイバドール(サイバドール10番式)
- 5巻の巻末に僅かに登場。名前も性能も明らかになっていないが、ゼロ以上の戦闘力を誇ると思われる。
- 頭部に「10」の字が確認できるため、サイバドールの10番式と推測できる。
- 表紙の文字で顔は見えないが、実は5巻の表紙にも描かれている。
- アーバン・チャンプ【アーバンチャンピオン】
- 「人派アーバン流」を使う武道家最高クラスのゴッドファイター。父はコングと共に魔王と戦った。
現在パズルに嵌っているが、64の本名を聞いただけで眠る所からパズルの才能に関してはかなり危うい。
- クルラ【クルクルランド】
- 最強生物。アーバンのスパークリングの相手。
- イーアル【イーアルカンフー】
- アーバンの妹。「人派アーバン流」の正当後継者。ミリア姫にそっくり。
- P.D.G
- カンパニー総帥。No.64を利用しバトルドール「ゼロ」を大量生産して殺戮兵器として世界に売り出そうとする。
- しかし計画はNo.64とガーディアン達の活躍により阻止され、電脳警察によって抹消、カンパニーも旧体制に移行された。
- 5巻の巻末に亡霊となって登場するも続編が描かれていないため詳細は不明。