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2007年4月18日 (水) 08:14時点における版
法定代理人(ほうていだいりにん)とは、代理人の一種で法律により代理権を有することを定められた者のことである。
本人が単独では有効な法律行為を行えない制限行為能力者の場合に、代理人により法律行為を行うという、私的自治の補充という趣旨を有する。本人が代理権を与えることなく、法律により代理権が与えられる点が、任意代理人と異なる。
具体例
法定代理人には、以下のものがある。
- 親権者(親権を行う者) - 本人が未成年者の場合
- 未成年後見人 - 本人が未成年者で、親権者となるべき者がいない場合
- 成年後見人 - 本人が成年後見開始の審判を受けた場合(成年被後見人)
- 保佐人 - 本人が保佐開始の審判を受け(被保佐人)、かつ保佐人に代理権が付与された場合
- 補助人 - 本人が補助開始の審判を受け(被補助人)、かつ補助人に代理権が付与された場合