審判
審判（しんぱん）
意味
[編集]- ある問題について検討し、その是非や適否などについて結論を出すこと。
- 裁判所にて、裁判よりも簡易的な手続きで、特定の事項について判断を下す場合に用いられる。(家事審判、労働審判など)
- キリスト教などにおいて、神がこの世を裁くこと。
- スポーツなどで、一定の規則に従い判定すること。
法律用語
[編集]- 審理と裁判のこと。
- 行政審判 - 行政機関による準司法手続による処分（実質的意義の裁判）。
- 労働審判 - 労働審判委員会が、労働者と使用者との間の民事紛争に関する解決案をあっせんして、当該紛争の解決を図る手続。労働審判手続。
- 家事事件手続法に基づき家庭裁判所が行う裁判または観念的行為。→詳細は「裁判#裁判の形式」を参照
- 少年保護事件において、少年法に基づき家庭裁判所が行う審理の手続き。少年審判。→詳細は「少年保護手続」を参照
作品名
[編集]- 審判 (小説) - フランツ・カフカの長編小説。
- 審判 (1962年の映画) - 上記小説を原作としたオーソン・ウェルズ監督による1962年公開のドイツの映画。
- トライアル/審判 - 上記小説を原作としたデイヴィッド・ジョーンズ監督による1993年公開のイギリスの映画。
- 審判 (2018年の映画) - 上記小説を原作として現代の東京を舞台としたジョン・ウィリアムズ監督による2018年公開の日本の映画。
- 堀田善衛の長編小説。
- 審判 (1963年のラジオドラマ) - 1963年（昭和38年）の文化放送製作のラジオドラマ。脚本は安部公房。
- 審判 (1999年の映画) - パク・チャヌク監督による韓国の短編映画。
その他
[編集]- 審判 (タロット) - タロットの20番目の大アルカナ
- 最後の審判 - ゾロアスター教およびアブラハムの宗教における終末的世界観。英語では「 The Judgement 」と定冠詞つき大文字始まりで書くとこの意味になる。
関連項目
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