爆音少女症候群

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爆音少女症候群
別名 爆シン、BDS
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロックアイドル
活動期間 2014年 -
レーベル BLUE MUSIC ENTERTAINMENT
公式サイト 公式サイト
メンバー 天音凛
上原栞音
旧メンバー 麻生Urara玲菜
イマママmayu
一ノ瀬さとみ
斎藤美良
月城ひまり

爆音少女症候群(ばくおんドールズシンドローム、Bakuon Dolls Syndrome)は、日本の女性2人組のアイドルユニット。通称 爆シン。2014年2月1日から都内を中心に活動開始。結成当初はサウンドクリエイターのMurakami Hirokazuがプロデューサーをしていたが、現在はメンバーがセルフプロデュースを行っている。ライブを『カウンセリング』、ファンを『クランケ(患者)』と呼ぶ。

概要[編集]

サウンドクリエイターのMurakami Hirokazuと諸田英慈により企画されたヘヴィーで攻撃的なロックバンドが母体のハイブリッドアイドルユニット。
ロックバンド『爆音少女症候群』は激しいロックを基調に『多様なジャンルを取り入れる、アイドル性を合わせ持ったバンド』というコンセプトで企画されたが、バンドとしての活動実績はない。
「心の病みを照らします」をキャッチコピーに、メンバーは黒いナース服をイメージした衣装を着用しており、ライブを『カウンセリング』、ファンを『クランケ(患者)』と呼ぶ。カウンセリング終了時の挨拶ではメンバーからの「それでは皆さん、お大事に」に対して、クランケの「お前もな」と返すのが定番となっている。
杉並区阿佐ヶ谷にある『阿佐ヶ谷家劇場[1]を中心にカウンセリングを行っていたが、その他都内のライブハウスで開催されるアイドルライブにも多く参加している。
2016年4月1日にブルー・ミュージックエンタテインメントとアーティスト契約し、同年7月20日にポニーキャニオンからメジャーデビュー。

メンバー[編集]

名前 誕生日 イメージカラー 血液型 キャッチフレーズ 愛称
天音 凛
(あまね りん)
3月3日 ローズピンク   B型 りんりんりんにしてやんよ!
甘くてダークなお姫様担当
りんたん
上原 栞音
(うえはら かのん)
9月28日 ミルキーホワイト   B型 見~つけた♡ゲームの中では殺戮厨
のんびりじゃないマイペース担当
のんちゃん

元メンバー[編集]

麻生Urara玲菜
イメージカラーはバイオレット   、2014年2月1日脱退。
イマママmayu
イメージカラーはアリスライトブルー   、2014年6月29日脱退。
一ノ瀬さとみ
イメージカラーはスカーレット   、2015年5月31日脱退。
斎藤 美良
イメージカラーはアネモネ(紫)   、2016年2月6日解雇。
月城 ひまり
イメージカラーはミモザ   、2016年12月30日脱退。

来歴[編集]

2017年[編集]

  • 1月 3日、都内某所にて『新春 初詣イベント』。初詣後、阿佐ヶ谷家劇場にてメンバーとともに餅を食べるオフ会。
  • 1月 6日、浦和ナルシスにてカウンセリング。『定期カウンセリングvol.3 ~新春 爆神神社⛩お正月はアニソンで……!?~』。
  • 1月28日、天音凛、上原栞音が劇団軌跡ミニシアター番外公演 vol.3『かるてっと』(スタジオドラゴンカフェ)に出演。
  • 2月15日、浦和ナルシスにてカウンセリング。『定期カウンセリングvol.4 ~先輩..。ずっとずっと…~』。
  • 3月25日、浦和ナルシスにて「天音凛・上原栞音合同爆誕祭」を開催。阿佐ヶ谷家劇場を除くと初のワンマンライブ。
  • 4月 7日、浦和ナルシスにてカウンセリング。『定期カウンセリングvol.5 ~診察室とYシャツと私~』。
  • 4月15日、大阪長堀橋WAXXにてカウンセリング。『少女第九楽章-ガールズアンセム-主催 円卓の狂詩曲-ラプソディー- Vol.13』第1部、第2部。セルフプロデュース後、初の大阪遠征。
  • 4月16日、大須Dt.BLDにてカウンセリング。『WILL 1stONEMAN TOUR Let It All Out』。セルフプロデュース後、初の名古屋遠征。
  • 5月6日、武道館アイドル博2017(東京・日本武道館)に出演[14]
  • 5月17日、浦和ナルシスにてカウンセリング。『定期カウンセリングvol.6 你好♥️爆心飯店♥️我愛你』。第1部プチワンマン、第2部メンバー、手作り料理によるファンミーティング。
  • 6月7日~11日、上原栞音が劇団軌跡舞台『おい!オヤジ。』(萬劇場)に出演(ダブルキャスト)。
  • 6月28日、浦和ナルシスにてカウンセリング。『定期カウンセリングvol.7』。
  • 7月7日~8日、阿佐ヶ谷家劇場にて『短冊に願いを込めて』~七夕オフ会~。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

No. 発売日 タイトル 規格番号 収録曲 備考
1 2014年2月16日 Crazy Strawberry 2014年2月16日から3月29日までライブ会場で無料配布された
2 2014年11月22日 Make youラビリンス
3 2015年9月11日 裏切りBaD Story 『さよならバイバイ-sayonara version-』は初回盤限定Bonus Track

アルバム[編集]

No. 発売日 タイトル 規格番号 収録曲 備考
1 2016年7月20日
爆音診察処方曲 QWCB-10033 メジャーデビューアルバム
MANUFACTURED BY BLUE MUSIC ENTERTAINMENT
DISTRIBUTED BY PONY CANYON

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

  • サタマニ2ndシーズン うたかたRADIO(RainbowFM 79.2MHz、2014年1月11日)一ノ瀬さとみ出演
  • サタマニ2ndシーズン うたかたRADIO(RainbowFM 79.2MHz、2014年2月8日、2014年3月8日)イマママmayu出演 
  • Ninja大和(FM YAMATO 77.7MHz、2016年1月24日)上原栞音、天音凛出演
  • Ninja大和(FM YAMATO 77.7MHz、2016年1月31日)月城ひまり、斎藤美良出演

ネット番組[編集]

  • 爆阿弥捜査一課(北参道放送局、2015年6月5日-7月4日 毎月第1土曜14:30-15:30)- トーク
  • ライブアイドル名鑑(AmebaFRESH!、2016年2月27日)- ゲスト、トーク
  • 爆✙診療病棟22時(AmebaFRESH!、2016年4月10日-7月31日 毎週日曜日22:00-23:00)- トーク
  • ライブアイドル名鑑(AmebaFRESH!、2016年4月16日-7月30日 毎週土曜日22:00-23:00)- トーク(MC:上原栞音(4月16日-6月4日、6月18日-25日)、天音凛(6月11日)、月城ひまり(7月2日-7月30日)

1st.TOUR「Poor Nurse Conduct #1」[編集]

2nd シングル「裏切りBaD Story」の発売(9月11日)を機に、大阪から自転車に乗り、2週間かけて東京へ戻ってくるというサバイバルツアー。
各地でライブおよび宣伝活動等をしながら東京を目指すことを目的としていた。
当初、メンバー全員の4人(月城ひまり、天音凛、上原栞音、斎藤美良)で大阪から東京を目指す予定であったが、他の仕事の都合により上原栞音はツアーの途中から参加することになった。しかし、自転車での帰還が志半ばで終了したことにより、上原栞音の自転車での参戦は実現しなかった。ただし、ステージに関しては9月15日の京都のみ上原栞音がスポット参戦している。
なお、このツアーは「準備不足」「運用資金不足」「メンバーの体力低下」「体力低下による怪我」「怪我による運動能力の低下」を理由に9月23日に静岡県島田市野田で、自転車での移動を終了し、東京に伴走車で戻ってきている。

ツアー日程[編集]

ツアー期間:2015年9月13日(日)~10月2日(金)

公演日 地域 会場 出演ライブ 都市間移動距離
9月13日(日) 大阪 京橋ism マジックカーペットライド#254
9月14日(月) 大阪 レコーディング、フライヤー配り
9月15日(火) 京都 VOXhall 仮面女子☆ツアー〜さいたまスーパーアリーナへの道〜VOL.4 45km
9月16日(水) 彦根 移動 70km
9月17日(木) 岐阜 移動 55km
9月18日(金) 名古屋 RADHALL バズ☆ドリームライブvol.1 35km
9月19日(土) 名古屋 金山CLUB SARU Rock’n IdoRoll Vo.14
9月19日(土) 名古屋 金山CLUB SARU Rock’n IdoRoll Vo.14~Night~
9月20日(日) 名古屋 東建ホール・丸の内 IDOL CLEAN LIVE NAGOYA
9月21日(月) 岡崎 CAM HALL 45+70km
9月22日(火) 浜松 移動 60km
9月23日(水) 野田 移動(自転車での移動をここで断念)
9月27日(日) 阿佐ヶ谷 阿佐ヶ谷家劇場 Poor Nurse Conduct
9月30日(水) 新宿 新宿MARZ Room iDOL Vol.22
10月2日(金) 新宿 DREAMSTORE Poor Nurse Conduct #1 Final ~断罪のM~

脚注[編集]

  1. ^ 阿佐ヶ谷家劇場東京都杉並区阿佐谷北5丁目42−6 アイドルユニット『阿佐ヶ谷家』(現在休止中)の専用劇場。
    プロデューサーのMurakamiが阿佐ヶ谷家に楽曲を提供していた縁で、爆音少女症候群の定期公演をここで行っている。
    ※JR阿佐ヶ谷駅から徒歩での来場方法
    ※JR阿佐ヶ谷駅からバスでの来場方法(中野駅行き) 東原で下車
    ※JR中野駅からバスでの来場方法(阿佐ヶ谷駅行き) 東原で下車
  2. ^ 『爆音ナースアカデミー』 発声練習、ダンス練習、筋トレなどのレッスンをイベント方式で観覧する。レッスン後はミニライブが行われる。
  3. ^ PUPA 爆音少女症候群の振付を担当する千紗子が所属するエンターテイメントユニット。
  4. ^ 『56.W.X-ぼくのサンタクロース-』 爆音少女症候群のプロデューサーだったMurakamiが音楽制作をしている。
  5. ^ 『爆阿弥捜査一課』AMiEとの共演番組。
  6. ^ 『愛とアイドルとヲタク』 座談会当日に話した内容は公式ブログに掲載されている。
  7. ^ バックバンドはプロデューサーのMurakamiのバンド『Cherrys』。
  8. ^ 『ICU』 毎回、ひとつの曲にターゲットを絞り、集中的にステージパフォーマンスの仕方について検討する。同じ曲を何度も繰り返し、メンバー、プロデューサー、クランケで検討する双方向性の強いイベント。クランケの意見が採用されることも多い。イベント後はミニライブが行われる。
  9. ^ 『脱力そろじぃ。』 ミニライブとトークを主体にしたイベント。テレビレギュラー番組が決まったことにより、トーク力強化のために設定されたイベント。
  10. ^ 『爆✙診療病棟22時』 生放送であり、放送中は原宿駅前の「AmebaFRESH!Studio」壁面の液晶ディスプレイに表示されている。
  11. ^ 『ライブアイドル名鑑』 ライブアイドルに焦点をあてたアイドル番組。毎回ゲストアイドルが番組のパーソナリティをつとめる。番組に出演したアイドルが次回のアイドルを紹介する。生放送であり、放送中は原宿駅前の「AmebaFRESH!Studio」壁面の液晶ディスプレイに表示されている。
  12. ^ メイクやファッションを参考にしているアイドルランキング!”. HUSTLE PRESS (2016年7月1日). 2016年7月1日閲覧。
  13. ^ ポップイRPG公式プレイヤーインタビュー(上原栞音)
  14. ^ 武道館で「アイドル博」初開催へ 200組1000人以上“アイドル版コミケ”目指す”. ORICON NEWS (2017年4月4日). 2017年4月4日閲覧。

外部リンク[編集]

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