津田重憲

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津田 重憲(つだ しげのり / つだ じゅうけん、1945年4月 - 2012年8月13日[1])は、法学者・大学教授。専門は刑事法ドイツフライブルク大学へ在外研究。違法阻却事由である正当防衛および緊急救助(他人のための正当防衛)を中心に、その歴史的展開や現代的問題点を探求。特に緊急救助の比較法的考察に眼目を置いた研究は著名。

略歴[編集]

著作[編集]

著書[編集]

  • 『法律文読みこなし自由自在』(アスカビジネス, 1984年), ISBN 978-4870300590
  • 『正当防衛の研究』(時潮社,1985), ASIN: B000J6MP0I
  • 『緊急救助の研究』(成文堂, 1994), ISBN 978-4792313210
  • 『緊急救助の基本構造』(成文堂, 1998), ISBN 978-4792314644
  • 『正当防衛と緊急救助の基本問題』[明治大学社会科学研究所叢書](成文堂, 2012), ISBN 978-4792319380

共著[編集]

関連書籍[編集]

  • 『刑事法学におけるトポス論の実践―津田重憲先生追悼論文集』(成文堂, 2014年), ISBN 978-4792351052

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.900