新南画

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新南画(しんなんが)は、大正から昭和にかけての新傾向の南画の通称。

概要[編集]

南画家ではない画家による南画の再評価として盛んとなった。1917年(大正6年)の『中央美術』7月号(南画特集号)では巻頭に「新南画の機運動く」と題した文章が掲載され、多くの画家の名前が挙げられている。

参考文献[編集]

  • 酒井哲朗「大正期における南画の再評価について─新南画をめぐって─」『宮城県美術館研究 紀要』 3 、1988年
  • 中野慎之「新南画の成立と展開」『鹿島美術研究』年報31号別冊、2014年