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怪鮮人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

怪鮮人(かいせんじん)とは戦前日本において犯罪者であった朝鮮人個人を指す呼称。

元々は戦前日本において犯罪を引き起こした朝鮮人個人を指し、新聞紙面などで使われた。しかし、「不逞鮮人」などと異なり、属性としての朝鮮人全体の印象を悪くすることはなく、民族差別対立も引き起こさなかった。

他方で、「不逞鮮人」は関東大震災などの災害が発生した際に、「朝鮮人が震災の混乱の乗じて悪事をした」などのデマが流れやすくなり、民衆もまたそのデマを信じやすくなったために朝鮮人弾圧などの惨事が多発したとされる[1]

脚注

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外部リンク

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  • 戦前日本在住朝鮮人関係新聞記事検索
  • 神戸大学 電子図書館システム --一次情報表示--
  • 木村健二「1939年の在日朝鮮人-関門日日新聞にみる下関地域の動向-」『地域共創センター年報』第7巻、下関市立大学附属地域共創センター、2014年8月、27-44頁、CRID 1050282812587061120