岩田孝八

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岩田 孝八(いわた こうはち、1922年大正11年)6月16日 - 2012年平成24年)7月3日)は、日本実業家である[1][2]長崎屋の創業者として知られた[1][2]

経歴・人物[編集]

神奈川県に生まれる[1]。藤沢商業学校(現在の藤沢翔陵高等学校)卒業後[1]、実家の衣料品の経営にあたった[1]。これによって、後に実業家としての道を開き1948年昭和23年)に平塚市で長崎屋布団店として開業する[1][2]1952年(昭和27年)に長崎屋として株式会社化され[1]、多くの衣料品の販売や衣料品以外の販売にも携わり[1]1961年(昭和36年)には代表取締役社長に就任した[1]

その後は全国に進出し[1]、チェーンストアの展開や1967年(昭和42年)には東京証券取引所第一部(現在の東証プライム)に上場する等[1][2]、日本の小売店のトップに貢献した。その後は社長を辞任し、1988年(昭和63年)から1992年(平成4年)まで長崎屋の会長に就任した[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 岩田孝八”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e (おくやみ)岩田孝八氏が死去 長崎屋創業者”. 日本経済新聞 (2012年7月3日). 2023年2月10日閲覧。