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尹 愔(いん いん、? - 741年(開元29年))は、唐代玄宗時期に仕えた道士。本貫は秦州上邽県。四門助教の尹守貞の子。
博学であり、老子の学問に通じていた。若い頃に道士となり、玄宗が道教を好んだために推薦され、気にいられた。諫議大夫、集賢院学士兼修国史に任じられたが、固辞した。道士の服のまま、職務につくことが認められ、集賢・史館図書に任じられた。
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- 『新唐書』巻二百 列伝第百二十五 儒学下 趙冬曦伝