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妻を失い恋人を見つける法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
妻を失い恋人を見つける法
Come perdere una moglie
e trovare un'amante
監督 パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
脚本 ジャンフランコ・ブッチェリ
ロベルト・レオーニ
ルイジ・マレルバ
原作 ジャンフランコ・ブッチェリ
ロベルト・レオーニ
製作 ルイジ・ボルゲーゼ
出演者 ジョニー・ドレッリ
バルバラ・ブーシェ
音楽 ジャンニ・フェッリオ
主題歌 ジョニー・ドレッリ
"Golosona"
撮影 ジュゼッペ・ルッツォリーニ
編集 アルベルト・ガッリッティ
製作会社 チネマトグラフィカ・アレックス
配給 イタリアの旗 ティタヌス
公開 イタリアの旗 1978年11月28日
上映時間 100分
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
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妻を失い恋人を見つける法』(つまをうしないこいびとをみつけるほう、イタリア語: Come perdere una moglie e trovare un'amante)は、1978年(昭和52年)製作・公開、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督のイタリア映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作である[1]

略歴・概要

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本作は、1978年、イタリアの映画プロデューサールイジ・ボルゲーゼが代表を務める製作会社チネマトグラフィカ・アレックスが製作、同年完成した[1]ジャンフランコ・ブッチェリロベルト・レオーニの2人が執筆した原案を、ブッチェリ、レオーニ、ルイジ・マレルバの3人が脚本を共同執筆した[1]。本来歌手である本作の主演俳優ジョニー・ドレッリが歌う主題歌 "Golosona" は、同年シングル発売され、同じくアルバム "Giorgio" に収録された。

イタリアでは、メジャー映画会社ティタヌスが配給し、同年11月28日に同国内で公開された[1]。2009年(平成21年)7月1日、「92分」のヴァージョンでDVDが発売元ティタヌス、販売元01ディストリビューションイタリア放送協会傘下)によりイタリアで発売された[3]

日本では、2011年(平成23年)2月現在に至るまで劇場公開、テレビ放映、DVD等のビデオグラム販売等は行われていない[4]

スタッフ

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キャスト

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クレジット順
アルファベット順

あらすじ

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牛乳メーカーの取締役であるアルベルト(ジョニー・ドレッリ)は、アメリカ人妻(アニー・パーパ)を失った。配管工(ウーゴ・マリア・モロージ)といっしょにシャワーを浴びているところを目撃してしまったのである。美しい妻を失ったショックは大きく、かつまた女性の乳に固執するアルベルトに、精神科医ロッシーニ(フェリーチェ・アンドレアージ)は母親の乳房への郷愁を呼び起こす必要を説く。いっぽう、レオノーラ(バルバラ・ブーシェ)は、チェロ奏者の夫アルトゥーロ(ジーノ・ペルニーチェ)が、全裸のメイドをチェロに見立て、それを演奏する姿を発見してしまう。レオノーラもまた精神科医ロッシーニのもとを訪れるが、この医者は、女性の患者はすべて全裸にして診療するのであった。

駐車場を探すアルベルトは、おなじく駐車場を探すレオノーラのクルマと衝突してしまう。最悪の出会いをした二人は、それぞれの理由で自殺を図るが、それぞれが運ばれた先のおなじ病院の廊下でストレッチャーに載せられた姿で再会する。気晴らしに雪山に出かけたアルベルトは、またしてもおなじ山荘でレオノーラと鉢合わせする。レオノーラは次第にアルベルトが気になり、ある夜、アルベルトを誘ってみるも、アルベルトは部屋に閉じこもる。そこへ、レオノーラの友人マリーザ(ステファニア・カジーニ)が吹雪のなか山荘に現れ、レオノーラのベッドに潜り込む。深夜、アルベルトはやはりレオノーラが気になり、バスルームで身だしなみを整えてから、レオノーラの部屋へ。レオノーラはレオノーラで、アルベルトの部屋に行ってみるのだが、アルベルトはいない。翌朝、アルベルトが知らずに寝た相手がマリーザだということがわかり、騒動になる。マリーザは街へ戻り、レオノーラはスキーに出かけるが、追いかけたアルベルトはレオノーラのスキーに重なって二人は暴走、捜索隊に凍りついて重なった状態で発見される。

山から降りた二人は、それぞれの生活をそれぞれやり直している。アルベルトは、自社の広告のためのモデルのオーディションを行なう。マリーザとレオノーラはそれとは知らずアルベルトの会社の前を通りかかり、マリーザはそのオーディションを受ける。なかなか戻って来ないマリーザを追って、レオノーラは社屋に入り、オーディションの部屋を覗いてみると、マリーザが乳を誇示していた。アルベルトはいまのがマリーザであることに気づき、窓外を覗くと立ち去るレオノーラをみつける。追いかけるアルベルトは、苦労の末にやっとレオノーラと再会することができた。

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  1. ^ a b c d e Come perdere una moglie e trovare un'amante, インターネット・ムービー・データベース (英語), 2011年2月18日閲覧。
  2. ^ Come Perdere Una Moglie E Trovare Un'amante, allmovie (英語), 2011年2月18日閲覧。
  3. ^ a b Come perdere una moglie e trovare un'amante (DVD)、パッケージ記述。
  4. ^ パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、allcinema ONLINE, 2011年2月17日閲覧。
  5. ^ Luigi Borghese - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  6. ^ Gianfranco Bucceri - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  7. ^ Roberto Leoni - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  8. ^ Corrado Colabucci - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  9. ^ Alberto Gallitti - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  10. ^ Anny Papa - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。
  11. ^ Dino Emanuelli - IMDb(英語), 2011年2月18日閲覧。

参考文献

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関連事項

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外部リンク

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