壺坂電機

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壺坂電機株式会社
TSUBOSAKA ELECTRIC CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
192-0032
東京都八王子市石川町1683-1
設立 1971年(昭和46年)4月
業種 電気機器
法人番号 8010101002449
事業内容 カメラ用測定器・光学計測・画像機器用測定器、開発、製造、販売
代表者 代表取締役社長 長田 宏二
資本金 1000万円
従業員数 30名
外部リンク http://www.tsubosaka.co.jp/
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壺坂電機株式会社(つぼさかでんき)は、カメラデジタルカメラ用各種検査機、光センサー応用による各種光学精密機器等の開発、製造、販売をおこなう企業。

概要[編集]

各種カメラ用検査装置の開発製造を軸に国内外を含め、銀塩カメラの時代から40年の実績を有する。 照明とセンシングを中心とするハードウェアの設計・開発から制御用ソフトウェアの開発まで、システム一体としての装置開発が自社にて可能。 顧客層は主に国内外のカメラレンズメーカである。 光源とセンサーを駆使した測定技術で、輝度箱と呼ばれる各種検査用光源にはハロゲンXeCCFLLEDHgなどがある。 カメラシャッター試験器、レンズ絞りFナンバーテスタ、電子コリメーターストロボ光量計、チャート装置、輝度計、微小変移計、液晶フィルターコントラストテスタ、医療測定機器などを開発、製造、販売をしている。

沿革[編集]

1971年 4月八王子市大谷町42-9に於いて壺坂電機を創立、資本金300万円

カメラ関係測定器の製造販売を開始

1973年 電子式コリメーターを開発
1974年 光電式血糖測定器を開発
1975年 カメラ開発生産用自動測定器を開発
1976年 資本金600万円に増資
1977年 12ビットマイコンを導入、組み込み搭載製品を開発
1979年 6月現住所に移転
1981年 工場増築
1982年 携帯型血糖値測定器を開発
1983年 16ビットマイコンを導入、組み込み搭載製品を開発
1985年 尿自動分析器を開発
1986年 資本金1000万円に増資、プリンターヘッド測定器を開発
1989年 機械設計CADシステムを導入、ICリード曲がり検査装置を開発
1990年 優良申告法人として八王子税務署より認定
1991年 工場増築
1993年 マルチCCDカメラを開発
1994年 高演色性フラット光源(カラースキャナー用)を開発、液晶バックライトの検査装置を開発
1996年 CRT-Qメーターを開発(特許取得)
1998年 デジタルカメラ用シャター試験器を開発、液晶用導光板の検査装置を開発
2004年 LCDカラーフィルタ用インキのコントラスト測定器を開発
2007年 品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得

3次元CADシステムを導入

2009年 RGB-LEDによるカメライメージャー評価用LED光源を開発
2010年 レンズ球面収差測定器を開発
2011年 代表取締役社長交代

代表取締役社長 長田 宏二

2012年 スマートフォンカメラ評価用光源装置を開発
2013年 第1回TAMAブランド大賞 TAMAブランド企業 に認定
2015年 太陽光近似高演色照明を開発
2016年 輝度と色温度を補正する面光源を開発(特許取得)

車載向けCMS,UN-R46関連装置を開発

2017年 広角レンズ対応輝度箱を開発
2018年 4K8K対応チャート光源を開発

ToFセンサー評価用NIR光源を開発

2019年 超高演色性直管型LEDランプを販売開始

製品[編集]

製品カテゴリー 製品
カメラ・CCD・センサ用調整検査光源 輝度箱・光源、均一標準光源
レンズ・カメラフォーカステスタ フォーカステスタ、レンズフレア率測定器、絞り面積計、絞り動特性測定器、絞りバウンドテスタ、比像面光量測定装置
カメラ・デジカメ・カメラ付携帯電話シャッターテスタ 各種シャッターテスタ、シャッター波形解析器、レンズシャッターテスタ、フォーカルプレーンシャッターテスタ
銀塩カメラテスタ Fナンバーテスター、シンクロ接点絶縁効率計、AEカメラテスタ、露光テスタ、シャッターテスタ
輝度計・光量測定 LVチェッカー、輝度計、光束計、積分球、ストロボ光量計、ストロボ配光テスター
バックライト・蛍光管 CFL測定 冷陰極蛍光管暗黒始動検査器、冷陰極蛍光管特性測定器、導光板輝度ムラ検査器
コントラスト測定 カラーフィルター用インキコントラスト測定器
チャート装置 ビュアー、LCDチャートシステム
その他 UV露光器、ハンマーテスター、ブラウン管・ガラス厚測定器、レンズ接着強度検査器

外部リンク[編集]