図形処理情報センター
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図形処理情報センター(ずけいしょりじょうほうセンター)は1980~1990年代に存在した日本の企業、出版社。コンピュータグラフィックス研究専門の月刊雑誌『図形と画像』、のち『PIXEL』を発行し、日本のコンピュータグラフィックス研究の黎明期から発展期において、多くの研究論文を誌上で紹介し、研究者の育成に当時唯一の専門メディアとして大きく貢献した。そのカラー表紙は毎月号、先進的な図形処理アルゴリズムに基づくCG作品によって飾られ、コンピュータグラフィックスの普及に大きな役割を果たした。また編集長河内隆幸は社団法人日本コンピュータグラフィックス協会(現財団法人デジタルコンテンツ協会)、NICOGRAPHの発足にも尽力した。『PIXEL』は1998年ごろCD-ROMマガジンとなり、その後休刊となった。シンポジウムの企画、研究者の交流など事業の一部は2003年発足した非営利組織メディアフォーラム(代表・河内隆幸)に引き継がれている。
「PIXEL」への主な寄稿者、作品提供者
[編集]参考文献
[編集]- 『映像革命CG―コンピュータ・グラフィックスで社会、芸術、産業が変わる』 ISBN 978-4872463040