卍凱

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卍凱(まんがい、生年不詳 - 1864年1月11日元治元年12月14日))は、日本僧侶。総穏寺・第24世住職。田川郡宮曾根村(現・東田川郡庄内町)出身。

経歴[編集]

田川郡宮曾根村(現・東田川郡庄内町)に生まれる。鶴岡(現・鶴岡市)の今田家の使用人になる。飽海郡一条村(現・酒田市)の普門院に入門。江戸麻布で湖雲寺の住職に就任。

1838年(天保9年)総穏寺(鶴岡市陽光町)第24世住職に就任。1844年(弘化元年)同寺院が火災にで焼失するが再建する。1860年(万延元年)『土屋虎松復讐記』刊行。1864年(元治元年)1月11日、何者かに寝込みを襲われて殺害される。(一説に大山庄太夫等の、藩主廃立運動の資金借り入れを断ったために、殺害されたといわれる。)

出版物[編集]

  • 1860年(万延元年) - 『土屋虎松復讐記』

関連書[編集]

参考文献[編集]