全国さくらんぼの種吹きとばし大会

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全国さくらんぼの種吹きとばし大会
イベントの種類 一般イベント
開催時期 6月
初回開催 1986年昭和61年)[1]
会場 道の駅寒河江最上川ふるさと総合公園など
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全国さくらんぼの種吹きとばし大会(ぜんこくさくらんぼのたねふきとばしたいかい)は、山形県寒河江市で毎年6月に開催しているイベントである。

概要[編集]

山形県内随一サクランボの生産地として知られる寒河江市で1996年より毎年開催されているイベントである。年齢問わず無料で参加できるイベントであり、サクランボを食べた後のを「チェリーGO!」の合図で口で飛ばし、その距離を競うものである[2]。全国キャンペーンとして山形県外の場所で開催される場合もあり、これまでに八景島シーパラダイス2015年)などでも開催されている[3]

2015年6月14日に開催された第30回全国さくらんぼの種吹き飛ばし大会では1723人が参加し、これまでの出場者数1500人の記録を超え出場者数でギネス世界記録に認定された[4]。翌年2016年開催の第31回さくらんぼの種吹き飛ばし大会では県内外から2944人が参加し、2年連続でギネス世界記録に認定され、記録を更新した[5][6][7]

尚、寒河江市と同じく山形県内随一のサクランボの生産地として知られる東根市でも「さくらんぼ種飛ばしワールドグランプリ」と題した種飛ばしのイベントが開催されている[8]

2020年新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止[9]

脚注[編集]

  1. ^ さくらんぼ大百科事典【さくらんぼの歴史】”. 寒河江市. 2019年9月5日閲覧。
  2. ^ 寒河江「さがえ さくらんぼの祭典」さくらんぼの街の一大イベント”. ななび (2019年6月4日). 2019年9月5日閲覧。
  3. ^ “最高記録は23.05メートル!「さくらんぼの種吹きとばし大会」全国キャンペーン神奈川大会開催!”. 株式会社 横浜八景島のプレスリリース. (2015年5月15日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000011571.html 2019年9月5日閲覧。 
  4. ^ “山形・寒河江の「さくらんぼ種飛ばし大会」でギネス記録 参加者数で記録達成”. 山形経済新聞. (2015年6月16日). https://yamagata.keizai.biz/headline/133/ 2019年9月5日閲覧。 
  5. ^ “さくらんぼの種飛ばし対決、山形県寒河江市と群馬県沼田市|ギネス世界記録とフルーツの種飛ばし”. ギネス世界記録. (2016年6月13日). https://guinnessworldrecords.jp/news/2016/6/largest-cherry-stone-spitting-competition-432190/ 2019年9月5日閲覧。 
  6. ^ “全国さくらんぼの種吹きとばし大会:サクランボ種、飛距離13.48メートル 寒河江 /山形”. 毎日新聞. (2016年6月15日). https://mainichi.jp/articles/20160615/ddl/k06/040/046000c 2019年9月5日閲覧。 
  7. ^ “サクランボ種飛ばし大会 約3000人参加”. 日テレNEWS24. (2016年6月12日). https://news.ntv.co.jp/category/society/332475 2019年9月5日閲覧。 
  8. ^ “種飛ばし、記録超え目指せ サクランボ日本一の山形・東根”. 産経ニュース. (2019年6月9日). https://www.sankei.com/life/news/190609/lif1906090033-n1.html 2019年9月5日閲覧。 
  9. ^ “「種吹きとばし大会」など7イベント中止 寒河江|山形新聞”. 山形新聞. (2020年5月12日). https://www.yamagata-np.jp/feature/covid19_info/kj_2020051200263.php 2020年7月28日閲覧。