ロッテ・レーニャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロッテ・レーニャ
Lotte Lenya
ロッテ・レーニャ Lotte Lenya
本名 Karoline Wilhelmine Blamauer
生年月日 (1898-10-18) 1898年10月18日
没年月日 (1981-11-27) 1981年11月27日(83歳没)
出生地 オーストリア=ハンガリー帝国の旗 オーストリア=ハンガリー帝国 ウィーン
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク市
国籍  オーストリア
配偶者 クルト・ヴァイル
主な作品
ローマの哀愁
007 ロシアより愛をこめて
テンプレートを表示

ロッテ・レーニャLotte Lenya, 1898年10月18日 - 1981年11月27日)は、オーストリア出身の歌手、女優。

略歴[編集]

本名はカロリーネ・ヴィルヘルマイネ・ブラマウアー(Karoline Wilhelmine Blamauer)。ウィーンに生まれる。1920年代から1930年代にかけてドイツミュージカル舞台で活躍した。1925年、クルト・ヴァイルと知り合い、結婚した。映画初出演は1931年、パプストの『三文オペラ』でのジェニー・ダイヴァ(タイヴァ)役であった。続いて1961年の『ローマの哀愁』の伯爵夫人役でアカデミー助演女優賞にノミネートされている。3本目の映画出演が1963年の『007 ロシアより愛をこめて』のローザ・クレッブ役である。

主な出演作品[編集]

  • 三文オペラ Die 3 Groschen-Oper (1931) - ジェニー・ダイヴァ (Jenny Diver)[1]
  • ローマの哀愁 The Roman Spring of Mrs. StoneLove (1961) : アカデミー助演女優賞・ノミネート - ゴンザレス伯爵夫人(Contessa Magda Terribili-Gonzales)
  • 007 ロシアより愛をこめて 007 From Russia with Love (1963) - クレッブ大佐 (Rosa Klebb)
  • 約束 The Appointment (1969) - エマ・バラディール(Emma Valadier)
  • Semi-Tough (1977)  : 女流アメリカン・フットボールもの - Clara Pelf

脚注[編集]

  1. ^ 戦前の日本では「タイヴァ」表記もあるが、ドイツ語の語頭のDは有声音。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]