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レッドテールブラックシャーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レッドテールブラックシャーク
保全状況評価[1]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: コイ目 Cypriniformes
: コイ科 Cyprinidae
亜科 : コイ亜科 Cyprininae
: エパルゼオリンコス属 Epalzeorhynchos
: レッドテールブラックシャーク
E. bicolor
学名
Epalzeorhynchos bicolor (H. M. Smith1931)
英名
red-tailed black shark

redtail shark
redtail sharkminnow

レッドテールブラックシャークEpalzeorhynchos bicolor)はコイ亜科に分類される魚類。

分布

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タイ固有種。メークローン川チャオプラヤ川バーンパコン川下流域に分布していた。一時は野生絶滅したと考えられていたが、チャオプラヤ川水系では生存が確認されている[1]

形態

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全長10-15センチメートル。尾鰭以外は全身真っ黒で、尾鰭は赤い。

人間との関係

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東南アジアで養殖(養殖にはホルモン剤を使用)された個体が観賞用として輸入される。飼育は容易だが、気が荒いため他魚をいじめることが多く、同種間でも争うので混泳には適さない。水温22-26℃、pH6.5-7.5の環境を好む。

保護

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野生の個体数は非常に少なくなっているが、減少の理由は確定していない。鑑賞魚としての乱獲の影響もあると見られるが、1970年代から始まったダム建造・湿地の干拓などの影響が大きいと考えられている[1]

脚注

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  1. ^ a b c Vidthayanon, C. (2013). "Epalzeorhynchos bicolor". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014.3. International Union for Conservation of Nature.