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モニカ・ラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Monica S. Lam
モニカ・S・ラム
生誕 Monica Sin-Ling Lam
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 計算機科学
研究機関 スタンフォード大学
教育 ブリティッシュコロンビア大学
出身校 カーネギーメロン大学
論文 A Systolic Array Optimizing Compiler (1987)
博士課程
指導教員		 H・T・コン（英語版）
プロジェクト:人物伝
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モニカ・ラム（英: Monica Sin-Ling Lam、林倩玲[1]）はアメリカの計算機科学者。スタンフォード大学コンピュータサイエンス学部教授。

研究領域は幅広く、コンパイラ、プログラム解析、オペレーティングシステム、コンピュータセキュリティ、コンピュータアーキテクチャ、高性能計算、自然言語処理などに関する研究がある。

経歴

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1980年ブリティッシュコロンビア大学卒業ののち，1987年カーネギーメロン大学にて博士号を取得[2]。1988年スタンフォード大学助教授[3]。2000年より現職[3]。

SUIF（Stanford University Intermediate Format）コンパイラグループの座長を務めたことで知られる[4]。SUIFコンパイラグループではコンパイラだけでなく、プログラム解析やオペレーティングシステムなどの研究も行われた[5]。また、彼女が開発した数多くのコンパイル技法は実用へと至った[6]。近年は自然言語処理やプライバシ保護を重視したバーチャルアシスタントの研究に取り組んでおり、スタンフォード大学に設けられたOpen Virtual Labの部門長を務めている[2]。

研究以外ではいくつかの企業を立ち上げたことで知られる。1998年にはコンフィギュラブルプロセッサを開発するTensilica社を[7]、2005年にはクライアント仮想化ツールを開発するMokaFive（英語版）社を創業[8][9]。その後、MobiSocial社を共同で立ち上げ、オープンで非集権的なチャットツールOmletやモバイルゲームの配信サービスであるOmlet Arcadeなどをリリースした[10][11][12]。

受賞と栄誉

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著作

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脚注

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[脚注の使い方]

出典

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  1. ^ Lam, Monica. “Monica Lam”. 2024年7月30日閲覧。
  2. ^ a b “Monica Lam PROFESSOR OF COMPUTER SCIENCE”. Stanford University. 2024年7月30日閲覧。
  3. ^ a b Lam, Monica. “CURRICULUM VITAE”. 2024年7月30日閲覧。
  4. ^ “The Stanford SUIF Group”. 2024年7月30日閲覧。
  5. ^ “The Stanford SUIF Compiler Group - Publications”. 2024年7月31日閲覧。
  6. ^ 原田賢一 訳『コンパイラ―原理・技法・ツール』（2版）サイエンス社、2009年5月（原著2006年）。ISBN 9784781912295。 
  7. ^ “How Mobile Can Disrupt Social - DLS Talk by Monica S. Lam, Stanford University”. The University Of British Columbia. 2024年7月30日閲覧。
  8. ^ “長年のデスクトップ管理の悩みを解決、米MokaFiveが仮想化ソリューション”. TECH+（テックプラス）. マイナビ (2008年4月8日). 2024年7月31日閲覧。
  9. ^ “Desktop-as-a-Serviceの「MokaFive」がプレビュー版公開：実行はクライアント側、管理はサーバ側”. ITmedia エンタープライズ (2008年4月8日). 2024年7月31日閲覧。
  10. ^ Zimmerman, Eilene (March 18, 2014). “Dispatches from SXSW: Social Media Start-Ups”. New York Times. http://boss.blogs.nytimes.com/2014/03/18/dispatches-from-sxsw-social-media-start-ups/?_r=0 2024年7月31日閲覧。 
  11. ^ Tweney, Dylan (March 28, 2014). “This Stanford team is reinventing the entire Internet for just $10M”. VentureBeat. https://venturebeat.com/2014/03/28/these-stanford-team-is-reinventing-the-entire-internet-for-just-10m/ 2024年7月31日閲覧。 
  12. ^ “A closer look at China’s video game livestreaming duopolywebsite=TechNode” (2019年10月2日). 2024年7月31日閲覧。
  13. ^ “NSF Young Investigator: Language and Compiler Technology for Parallel Machine Organizations”. アメリカ国立科学財団. 2024年8月1日閲覧。
  14. ^ “Award Recipients”. Association for Computing Machinery. 2024年8月1日閲覧。
  15. ^ “National Academy of Engineering Elects 86 Members and 18 Foreign Members”. 全米技術アカデミー. 2024年8月1日閲覧。

外部リンク

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