ムルマンスク・ニケル鉄道

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ムルマンスク・ニケル鉄道
概要
現地表記 Железная дорога Кола - Никель
種別 鉄道
系統 ロシア鉄道
起終点 ムルマンスク
ニケル
駅数 11
運営
開業 1936年
全通は1968年
所有者 ロシア鉄道
運営者 ロシア鉄道
路線構造 貨物
路線諸元
路線総延長 206 km
軌間 1,520 mm (4 ft 11+56 in) 
運行速度 40 km/h
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ムルマンスク・ニケル鉄道 (英語:Murmansk–Nikel Railway、ロシア語:Железная дорога Кола - Никель、ラテン文字転写例: Zheleznaya doroga Kola - Nikel) はロシア連邦ムルマンスク州ムルマンスクとニケルを結ぶ全長206キロメートルの鉄道路線である。ニケルのニッケル鉱山からの鉱石輸送を主目的に建設され、現在はコラ半島東部の旅客営業は停止されている。1968年に完成し、全線非電化である。1936年に部分開業し[1]、1961年にペチェンガまで延伸された後、1968年にニケルまで開通した。

延伸計画[編集]

ノルウェーのキルケネス・ワールドポート・グループは、鉱山鉄道のキルケネス・ビョルネヴァン線を延伸してザポリャルニでムルマンスク・ニケル鉄道と接続し、ロシアの鉄道網をノルウェーのキルケネス港に直通させることにより、ムルマンスク港の混雑を緩和させることを提案している。しかし、ロシア側は自国の港にこだわり、ムルマンスク港の拡張を順次進めていることから、計画は進んでいない。

出典[編集]

  1. ^ Kirkenes Word Port Group. “Kirkenes Havn og Jernbanetilknytning” (Norwegian). 2007年4月4日閲覧。