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ベーメン・メーレン保護領の統治者一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(左)1939年~1944年までの保護領総督車両用ペナント
(右)1944年~1945年までの車両用ペナント

ベーメン・メーレン保護領の統治者一覧は、ナチス・ドイツがチェコの地に設立したベーメン・メーレン保護領の統治を行った大統領(チェコ語:státní prezident)、首相(チェコ語:předseda vlády)、および総督(チェコ語:říšský protektor, :Reichsprotektor)の一覧である。

占領以前のチェコスロバキア共和国の大統領であったエミール・ハーハが引き続き大統領を務めた。また首相にはチェコ人が任命されていたが、政府の実権はドイツ政府から派遣された総督、副総督、担当国務相が握っており、大統領や首相は飾り物にすぎなかった。

大統領

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首相

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保護領成立時のドイツ軍司令官

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ドイツ派遣の総督・副総督

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ドイツ政府のベーメン・メーレン保護領担当国務相(大臣待遇)

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  • カール・ヘルマン・フランク1943年8月20日 - 1945年5月8日
    • ドイツ政府には「Reichsminister(国家大臣、帝国大臣)」と呼ばれる上級の大臣職のほかに、「Staatsminister(国務相)」と呼ばれる下位の大臣職が存在していた。フランクの地位は国家大臣ではなく国務相であるが、儀礼的には国家大臣級の待遇を受けていた(「Staatsminister im Rang eines Reichsministers」)。

関連項目

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