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プトレシン-N-メチルトランスフェラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プトレシン-N-メチルトランスフェラーゼ
識別子
EC番号 2.1.1.53
CAS登録番号 9075-39-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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プトレシン-N-メチルトランスフェラーゼ(Putrescine N-methyltransferase、EC 2.1.1.53)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

S-アデノシル-L-メチオニン +プトレシンS-アデノシル-L-ホモシステイン + N-メチルプトレシン

従って、この酵素の2つの基質はS-アデノシル-L-メチオニンプトレシン、2つの生成物はS-アデノシル-L-ホモシステインN-メチルプトレシンである。

この酵素は、転移酵素、特に1炭素基を転移させるメチルトランスフェラーゼのファミリーに属する。系統名は、S-アデノシル-L-メチオニン:プトレシン N-メチルトランスフェラーゼである。その他よく用いられる名前に、putrescine methyltransferase等がある。この酵素は、アルカロイドの生合成に関与している。

出典

[編集]
  • Mizusaki S, Tanabe Y, Noguchi M and Tamaki E (1971). “Phytochemical studies on tobacco alkaloids. XIV. The occurrence and properties of putrescine N-methyltransferase in tobacco roots”. Plant Cell Physiol. 12: 633–640.