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フーベルト・ファン・ラーフェステイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フーベルト・ファン・ラーフェステイン
Hubert van Ravesteyn
フーベルト・ファン・ラーフェステイン作「陶器と喫煙道具のある静物画」
生誕 1638年
ドルトレヒト
死没 1681年から1691年の間
ドルトレヒト
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フーベルト・ファン・ラーフェステイン(Hubert van Ravesteyn、1638年生まれ、1681年から1691年の間に没)は、オランダの画家である。風俗画や静物画を描いた。

略歴

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オランダの商業地のドルトレヒトに生まれた。父親のヘルマン・ファン・ラーフェステインも画家であった。17世紀のオランダではファン・ラーフェステインという画家の一族が各地で活躍している。当時のドルトレヒトではヤーコプ・カイプ(1594-1652)とアルベルト・カイプ(1620-1691)の親子などが活躍していて、ファン・ラーフェステインの色使いにアルベルト・カイプの影響が見られるとされる。また静物画に関してはハールレムの静物画家、ヤン・ヤンスゾーン・ファン・デ・フェルデ(1620-1662)の影響が言われている。

アルノルト・ホウブラーケン(1660-1719)はオランダ絵画黄金時代の画家たちの伝記『ネーデルラントの画家たちの大劇場』でファン・ラーフェステインが風俗画や人物画を描いたことを紹介している[1]

1669年に結婚し、8人の子供がいた。1670年から1682年までは ドルトレヒトのHofstraatに住んでいた記録があり[2]、1891年ころドルトレヒトで亡くなったとされている。

作品

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参考文献

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  1. ^ Arnold Houbaken over Van Ravesteyn
  2. ^ Alan Chong & Wouter Kloek, Het Nederlandse stilleven 1550 - 1720, Waanders Uitgevers, Zwolle

外部リンク

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