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バクテリオクロロフィル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バクテリオクロロフィル
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バクテリオクロロフィル a
(下端R基はフィチル基)
識別情報
KEGG C11242
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

バクテリオクロロフィル(Bacteriochlorophyll)は、紅色細菌紅色硫黄細菌に含まれる青緑色色素である。細菌葉緑素細菌クロロフィルともいう。化学的にはきわめてクロロフィルに似ており、マグネシウムを含むポルフィリンで、クロロフィル同様エネルギーを捕えて、これら細菌光合成に関与する[1]緑色細菌は、バクテリオビリジンというクロロフィルおよびバクテリオクロロフィルに似た色素を含む。


ポルフィンクロリン、 バクテリオクロリン、イソバクテリオクロリンの構造の違い。

脚注

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  1. ^ 塚谷, 祐介; 民秋, 均 (2015). “近赤外光を吸収するバクテリオクロロフィル色素の生合成経路解明と応用”. Journal of Japanese Biochemical Society 87 (2): 234–238. doi:10.14952/seikagaku.2015.870234. https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2015.870234/data/index.html. 

関連項目

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