ハッガーダー

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14世紀初頭の鳥頭ハガダー英語版[1](部分)

ハッガーダーハッガーダー・シェル・ペサハהַגָּדָה שֶל פֶּסַח, haggādhāh šel pesach)はペサハ(過越祭)のセーデルで読む文であり、頌栄、祈り、詩篇などからなる冊子の形となっている。一同が唱えたりもする。

数世紀に亘って作成・変更され続けてきたものであり、いくつかの版がある。 ミクラーミシュナーミドラーシュ文学からの引用があり、物語や歌が後に追加されている。

14世紀
15世紀
15世紀、母音符号つき

関連項目[編集]

ハッガーダーの文献案内[編集]

  • 『ハガダー 過越し祭の式次第』(ミルトス / ISBN 4-89586-147-3)(ヘブライ語原文+英語・日本語訳付。限定版)
  • 『過越祭のハガダー』(石川耕一郎 / 山本書店 / ISBN 4-8414-0198-9 / 1988年7月

脚注[編集]

  1. ^ 「鳥頭ハガダー」とは何だ! 謎だらけの中世ユダヤ装飾写本の数奇な運命”. COURRIER JAPON (2017年6月12日). 2017年9月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]