ニーベルンゲン (1924年の映画)
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ニーベルンゲン | |
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Die Nibelungen | |
監督 | フリッツ・ラング |
脚本 |
テア・フォン・ハルボウ フリッツ・ラング |
製作 | エリッヒ・ポマー |
出演者 |
パウル・リヒター マルガレーテ・シェーン |
撮影 |
カール・ホフマン ギュンター・リター |
公開 |
[第一部] 1924年2月14日 1925年8月23日 1925年3月20日 第二部]1924年4月26日 1928年 1925年9月4日 |
上映時間 |
143分(第一部) 145分(第二部) |
製作国 | ドイツ国 |
言語 | 無声ドイツ語字幕 |
『ニーベルンゲン』(原題:Die Nibelungen、英語: The Nibelungs)は、1924年に制作されたフリッツ・ラング監督による『ニーベルンゲン:ジークフリート』と『ニーベルンゲン:クリームヒルトの復讐』の二部作による、ドイツの叙事詩を基にしたモノクロ無声のドイツの映画である[1][要文献特定詳細情報]。 映画史上の名編というだけでなく、ドイツ文化を知る格好の素材として世界中で繰り返し上映されている [2]。 25年度のキネマ旬報社優秀映画投票・芸術的優秀映画で、『ニーベルンゲン:ジークフリート』が4位、『ニーベルンゲン:クリームヒルトの復讐』が5位であった。
ストーリー
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キャスト
[編集]- 王子ジークフリート - クサンテン王ジークムントの息子:パウル・リヒター
- 王女クリームヒルト - グンテル王の妹で、ジークフリートの妻となる:マルガレーテ・シェーン
- ハーゲン・トロニエ - グンテル王の奸臣:ハンス・アダルベルト・フォン・シュレットウ
- グンテル王 - ブルグントの王:テオドア・ロース
- 女王ブリュンヒルト - アイゼンランドの女王:ハンナ・ラルフ
- ミーメ - ニーベルング族の鍜冶師:ゲオルク・ヨーン
- アルベリッヒ王 - 小人族の王:ゲオルク・ヨーン
- アッティラ王 - フン族の強大な王:ルドルフ・クライン・ロッゲ
- フォルカー・フォン・アルツァイ - アッティラのブルゴーニュ宮廷の吟遊詩人で騎士:ベルンハルト・ゲツケ
- 辺境伯ベヒラルンのルディガー - クリームヒルトに忠誠を誓う:ルドルフ・リットナー
- ブルゴーニュ王妃ユート - グンテルの母:ゲルトルート・アーノルド
- ブローデル - アッティラの弟:ゲオルク・ヨーン
- ブルグントのゲレノート - グンテルの弟:ハンス・カール・ミュラー
- ブルグンドのギゼルヘル - グンテルの弟でディートリンと結婚:エルヴィン・ビスワンガー
- ベルンのディートリッヒ - 東ゴート族の王で、アッティラ王の客分:フリッツ・アルベルティ
- ヒルデブラント - 東ゴート族の騎士でディートリッヒの側近:ゲオルク・アウグスト・コッホ
- ベヒラルンのディートリン - リュディガーの娘:アニー・レットゲン
スタッフ
[編集]- 監督:フリッツ・ラング
- 製作:エリッヒ・ポマー
- 脚本:テア・フォン・ハルボウ
- 脚本:フリッツ・ラング
- 撮影:カール・ホフマン
- 撮影:ギュンター・リター
- セットデザイナー:オットー・フンテ
製作
[編集]もともとはゲルマン神話を文献にしたドイツの国民的叙事詩の『ニーベルンゲンの歌』は、ドイツ人の精神的、文化的原型と言える。フリードリヒ・ヘッベルの戯曲や、リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環]』によって、具体的なイメージとなり、広く民族の心に定着していたのを、1890年にウィーンに生まれたフリッツ・ラング監督が、1924年にこの叙事詩を「ジークフリード」と「クリームヒルトの復讐」という長編二部作にまとめて映画化した[2]。 いずれも主に『ニーベルンゲンの歌』に基づいているが、ジークフリートの若い頃に関しては北欧の物語も取り入れられている[要出典]。