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デッラ・カーザ氏の肖像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『デッラ・カーザ氏の肖像』
イタリア語: Ritratto di monsignor Della Casa
作者ヤコポ・ダ・ポントルモ
製作年1541-1544年ごろ
種類板上に油彩
寸法102 cm × 78.9 cm (40 in × 31.1 in)
所蔵ナショナル・ギャラリー (ワシントン)

デッラ・カーザ氏の肖像』(デッラ・カーザしのしょうぞう、伊:Ritratto di monsignor Della Casa)、または以前、『ニッコロ・アルディンゲッリの肖像』(伊: Ritratto di Niccolò Ardinghelli)として知られていた本作は、イタリアのマニエリスム期の画家、ヤコポ・ダ・ポントルモが1541-1544年ごろに制作した板上の油彩画である。現在。ワシントンのナショナル・ギャラリーに所蔵されている。以前、人物はニッコロ・アルディンゲッリと認識されていたが、現在では、『ガラテオ (Galateo)』の著者であるジョヴァンニ・デッラ・カ―ザであると考えられている[1]

20世紀の初めの1909年にパリで売却される以前には、フィレンツェのバルガーリ侯爵のコレクションにあり、セバスティアーノ・デル・ピオンボに帰属されていた。1922年にアレッサンドロ・コンティーニ・ボナコッシによって購入される以前は、さまざまな所有者の手に渡った。アレッサンドロ・コンティーニ・ボナコッシは、1952年にサミュエル H. クレス財団に売却し、1961年に現在の所蔵先であるワシントンのナショナル・ギャラリーに譲渡された[2]

脚注

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  1. ^ Catalogue entry”. 2021年7月19日閲覧。
  2. ^ (イタリア語) Elisabetta Marchetti Letta, Pontormo, Rosso Fiorentino, Scala, Firenze 1994. ISBN 88-8117-028-0