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セレン水銀鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セレン水銀鉱
分類 セレン化鉱物
シュツルンツ分類 2.CB.05a
Dana Classification 02.08.02.04
化学式 HgSe
結晶系 立方晶系
対称 F43m
晶癖 塊状、自形結晶
へき開 なし
モース硬度 2.5
光沢 金属質
鉄灰色から黒色
条痕 灰黒色
透明度 不透明
比重 8.19 - 8.47
文献 [1][2]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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セレン水銀鉱またはティエマンナイト(Tiemannite)は、化学式HgSeのセレン化水銀からなる鉱物である。熱水鉱脈で産出し、共生鉱物には、他のセレン化鉱物や、辰砂等の水銀鉱物、またしばしば方解石等がある。1855年にドイツで発見され、ヨハン・カール・ヴィルヘルム・ティーマン(1848年-1899年)の名前に因んで名づけられた。

関連項目

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出典

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  • Tiemannite from a micro-disseminated gold deposit in Qiongmo, Liu Jiajun, Zheng Minghua, Liu Jianming, Lu Wenquan, Journal of Chengdu Institute of Technology, vol. 23 (2), pages 21?28 (1996)
  • Timanite and onofrite in ores of Siberian mercury deposits, Vasil'yev V.I., Lavrent'yev Y.G., Doklady (Academy of Sciences of the USSR, Earth Sciences Section) vol. 222, Pages 159-162 (1975).

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