ジョルジー・ゴロマン

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ジョルジー・ゴロマン
György Golomán
バスケット・ジローナ  No.14
ポジション パワーフォワードセンター
基本情報
愛称 G G
国籍  ハンガリー
生年月日 (1996-04-02) 1996年4月2日(28歳)
出身地 ハンガリー
身長 211cm (6 ft 11 in)
体重 102kg (225 lb)
キャリア情報
ドラフト 2018年NBAドラフト外
選手経歴
2018-2019
2019
2020
2020-2021
2021-2022
2022-2023
2023-
ウエストチェスター・ニックス
横浜ビー・コルセアーズ
山形ワイヴァンズ
スピロウ・シャルルロワ
ファルコKC・ソンバトヘイ
BC・リエトカベリス
バスケット・ジローナ
受賞歴
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ 2

ジョルジー・ゴロマン(György Golomán、1996年4月2日 - )は、ハンガリーケルメランド出身のプロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード、センター。211cm、102kg[1]。背番号14。

来歴[編集]

アマチュア/ハンガリー時代[編集]

高校時代からアンダー世代のハンガリー代表の中心選手として活躍しており、2年次の2012-13シーズンは、ハンガリーのプロバスケチームのBC・ケルメンドでプレイして、All-Hungarian League Third Team とHungarian League Best U-18 playerに選出された。高校3年からアメリカに移住して、フロリダのSagemont SchoolでヘッドコーチのAdam Rossの指導の下、2013-14シーズンをプレイした。

大学はUCLAに進学し、1年次から35試合に出場し、1試合平均10.8分の出場で平均1.3得点 を記録した。2年次には右膝の疲労骨折の影響、またセンターポジションには、後にNBA入りするトーマス・ウェルシュが同期であったこともあり、15試合の出場で1試合平均12.1分の出場で平均2.0得点に留まった。3年次には、後にNBAに指名されるロンゾ・ボールT・J・リーフが入団した。特にT・J・リーフはゴロマンと同じパワーフォワードのポジションで入団直後からレギュラーポジションを確保したため、ゴロマンはプレイ時間を延ばせず、35試合に出場したが1試合は平均11.5分の出場で平均3.7得点 を記録した。4年次にはT・J・リーフがNBAへのアーリーエントリーを選択した事もあり、チームのレギュラーポジションを確保し、33試合の出場で33試合の先発。1試合平均24.4分の出場で7.1得点,4.2リバウンドを記録した[2]

プロ選手時代[編集]

2018年のNBAドラフトでは指名外となり、同年のNBAサマーリーグではロサンゼルス・レイカーズ と契約してプレイした。しかし契約までは至らず10月10日に契約解除となった。 Dリーグウエストチェスター・ニックスのトレーニングキャンプに参加した上で同チームと契約し、2018-19シーズンは50試合の出場で1試合平均13.0分の出場、平均4.62得点を記録した。

2019年8月24日には日本のBリーグ 横浜ビー・コルセアーズと契約した[1]。横浜での初出場は2019年10月6日のレバンガ北海道 戦で、36分間の出場で21得点、13リバウンドのダブル・ダブルを記録した[3]。12月5日には、「よりチームコンセプトに適した選手を新たに獲得するため」との理由でチームからの契約解除が発表された[4]

2020年1月3日には、日本のB2リーグ 山形ワイヴァンズと契約した[5]

2020年7月9日、ベルギーの国内リーグのプロ・バスケットボールリーグに所属するスピロウ・シャルルロワへの加入が発表された[6]

国内リーグのプロ・バスケットボールリーグ(英語版)では11試合に出場し、1試合平均21.4分の出場で10.2得点、4.8リバウンド、フリースロー成功率78.6%という成績を残した[7]

ハンガリー代表[編集]

2013年のFIBA U18 European Championship Division B に選出され、8試合に出場、1試合平均32分間出場し、平均15.0得点を記録した。 フル代表デビューは、2017年に行われた2019年FIBAワールドカップ欧州予選で、2試合に出場、1試合平均24分間出場し、平均6.0得点を記録した。

2022年ユーロバスケット英語版)の代表メンバーにも選出されている[8]

人物[編集]

バスケットボールプレイヤーとしての特徴[編集]

  • UCLAコーチであるスティーブ・アルフォードによるジョルジー・ゴロマンへの評価ポイントは、高いシュート精度である[9]
  • ウエストチェスター・ニックスでのトライアウトでは、パワーフォワードとセンターの両方を高いレベルでこなせるユーティリティと、ペリメーターゾーンからのシュート能力の高さが評価された[10]
  • ジョルジー・ゴロマン自身による自分のプレイの強みとしては、センタープレイヤーでありながら、3ポイントシュート能力が高い点にあると述べている[11]

その他[編集]

  • 大学では心理学を専攻している[12]
  • 家族構成は母がMaria Belovai、父は故人のGyörgy Golománであり、妹が一人いる[13]
横浜ビー・コルセアーズ オフィシャルブーストソングにおける選手紹介
  • 2019-20「内からGoal! 外からGoal! G G フロムハンガリー #14 ジョルジー・ゴロマン」[14]

脚注[編集]

  1. ^ a b ジョルジー・ゴロマン選手 2019-20シーズン 選手契約締結(新規)のお知らせ” (Japanese). Yokohama B-Corsairs (2019年8月24日). 2019年8月24日閲覧。
  2. ^ Gyorgy Goloman College Stats”. sports-reference.com (2018年12月1日). 2018年12月1日閲覧。
  3. ^ 2019-20 B1リーグ 10.06 [SUN 第1節 15:05 TIP OFF]” (Japanese). 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (2019年10月7日). 2019年10月7日閲覧。
  4. ^ ジョルジー・ゴロマン選手 2019-20シーズン 選手契約解除のお知らせ” (2019年12月5日). 2019年12月5日閲覧。
  5. ^ # 20 ジョルジー・ゴロマン選手 契約合意のお知らせ” (2020年1月3日). 2020年1月3日閲覧。
  6. ^ György Golomán signs with Spirou Basket”. Sportando. 2020年7月9日閲覧。
  7. ^ GYORGY GOLOMAN GAME BY GAME 2020-2021 SEASON”. Proballers. 2021年5月7日閲覧。
  8. ^ HUNGARY eurobasket 2022”. FIBA. 2022年9月7日閲覧。
  9. ^ György Golomán”. NBA.com. 2019年10月5日閲覧。
  10. ^ Gyorgy Goloman Showcases Talent, Picked Up Confidence In Rookie Season With Westchester Knicks”. © 2019 Vox Media, Inc. (2018年6月8日). 2019年10月5日閲覧。
  11. ^ Rookie Diary #3: Gyorgy Goloman Details Rookie Season Experiences As He Wraps Up Season”. Vox Media, Inc. (2018年5月1日). 2019年10月5日閲覧。
  12. ^ Pac Profiles': UCLA men's basketball's Gyorgy Goloman” (2018年12月1日). 2019年10月5日閲覧。
  13. ^ 2014-15 Men's Basketball Roster” (2018年12月1日). 2019年10月5日閲覧。
  14. ^ 横浜ビー・コルセアーズ 観戦ガイド 2019-20 第2節

関連項目[編集]