サックヴィル・タフトン (第8代サネット伯爵)
表示
第8代サネット伯爵サックヴィル・タフトン(英語: Sackville Tufton, 8th Earl of Thanet、1733年8月 – 1786年4月10日)は、イギリスの貴族。1753年までタフトン卿の儀礼称号を使用した。
生涯
[編集]第7代サネット伯爵サックヴィル・タフトンとメアリー・サヴィル(Mary Savile、1700年9月28日 – 1751年7月30日、第2代ハリファックス侯爵ウィリアム・サヴィルの娘)の次男(長男トマスは早世)として、1733年8月に生まれ、ウェストミンスター・スクールで教育を受けた[1]。
1753年12月4日に父が死去すると、サネット伯爵の爵位を継承した[1]。
1767年4月30日[1]/8月30日[2]、グランサムでメアリー・サックヴィル(Mary Sackville、1746年4月1日 – 1778年9月30日、ジョン・フィリップ・サックヴィルの娘)と結婚[1]、4男2女をもうけた[2]。
- サックヴィル(1769年 – 1825年) - 第9代サネット伯爵
- チャールズ(1770年 – 1832年) - 第10代サネット伯爵
- ジョン(1773年 – 1799年) - 庶民院議員、クリケット選手
- ヘンリー(1775年 – 1849年) - 第11代サネット伯爵
- エリザベス(1849年9月16日没)
- キャロライン(1832年11月3日没) - 1792年7月26日、ジョセフ・フォスター・バラム(1832年9月28日没)と結婚。子供あり
1786年4月10日にニースで死去、長男サックヴィルが爵位を継承した[1]。
系譜図
[編集]サネット伯爵 (初代-第11代) 系譜図
ニコラス・タフトン 初代サネット伯爵 (1578-1631) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジョン・タフトン 第2代サネット伯爵 (1608-1664) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ニコラス・タフトン 第3代サネット伯爵 (1631-1679) | ジョン・タフトン 第4代サネット伯爵 (1638-1680) | リチャード・タフトン 第5代サネット伯爵 (1640-1684) | トーマス・タフトン 第6代サネット伯爵 (1644-1729) | サックヴィル・タフトン (1646-1721) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サックヴィル・タフトン 第7代サネット伯爵 (1688-1753) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サックヴィル・タフトン 第8代サネット伯爵 (1733-1786) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サックヴィル・タフトン 第9代サネット伯爵 (1769-1825) | チャールズ・タフトン 第10代サネット伯爵 (1770-1832) | ヘンリー・タフトン 第11代サネット伯爵 (1775-1849) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出典
[編集]- ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1896). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (S to T) (英語). Vol. 7 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 389.
- ^ a b "Thanet, Earl of (E, 1628 - 1849)". Cracroft's Peerage (英語). 9 June 2009. 2019年10月12日閲覧。
イングランドの爵位 | ||
---|---|---|
先代 サックヴィル・タフトン |
サネット伯爵 1753年 – 1786年 |
次代 サックヴィル・タフトン |