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カール・ワイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カール・エドワード・ワイク (: Karl Edward Weick, 1936年10月31日 - ) は、アメリカの組織理論家で、「ルース・カップリング」「マインドフルネス」「センスメイキング」という概念を組織研究の分野に紹介した人物である。現在はレンシス・リッカート特別大学の名誉教授で、ロスビジネススクールにて教鞭をとっている[1]

少年期と教育

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ワイクは1936年10月31日インディアナ州ウォーソーに生まれた。スプリングフィールド(オハイオ州)にあるウィテンバーグ大学で学士号を取得した。オハイオ州立大学でHarold B. Pepinsky指導の下1960年修士号(学術)を取得し、Douglas P. CrowneとMilton J. Rosenberg指導の下1962年にPh.D.を取得した[1]

著作

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単著

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  • The Social Psychology of Organizing(1969)
  • 遠田雄志訳『組織化の社会心理学』文眞堂、1997年
  • Sensemaking in Organizations(1995)
  • 遠田雄志・西本直人訳『センスメーキングインオーガニゼーションズ』文眞堂、2001年
  • Making Sense of the Organization(2001)

共著

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  • (キャスリーン・M.サトクリフとの共著)Managing the Unexpected: Assuring High Performance in an Age of Complexity(2001)
  • (キャスリーン・M.サトクリフとの共著)Managing the Unexpected: Resilient Performance in an Age of Uncertainty(2007)
  • :西村行功訳『不確実性のマネジメント:危機を事前に防ぐマインドとシステムを構築する』ダイヤモンド社、2002年
  • :中西晶監訳『想定外のマネジメント:高信頼性組織とは何か』文眞堂、2017年

脚注

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  1. ^ a b John B. Miner (2005). Organizational Behavior 2: Essential Theories of Process and Structure. Routledge 

外部リンク

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