カールスバーグ (ドイツ)
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カールスバーグ(Karlsberg)は、ドイツ最大のビール醸造所の一つ。ドイツ語ではカールスベルクと読まれる。デンマークのビール会社カールスバーグ(Carlsberg)と区別するために、ドイツ国外ではカールスブロイ(Karlsbräu)と呼んでいる。
歴史
[編集]1878年、ホンブルク市(ザールラント州、当時バイエルン王国領)で創業した。社名は近くの丘と城から取った(その城は1755年に建てられ、後にフランス革命軍により取り壊された)。カールスバーグの経営権は代々受け継がれた。現在のオーナーのリヒャルト・ヴェーバーは創業者のひ孫にあたる。
主なブランド
[編集]カールスバーグのいろいろなビール。
- ウル・ピルス(Ur-Pils)
- 地元でかなり有名なエールビール。たくさんのホップを使用しており、苦さに特徴がある。
- デスペラドス(Desperados)
- テキーラ風味のビール。
- ミゼリー(MiXery)
- ビールとコーラのミックス(第三の原料、"X"が入っている)。
カールスバーググループ
[編集]カールスバーググループは他にもビール銘柄を所有し、販売している。コブレンツのKönigsbacherやフランスの酒造Brasserie de Saverneなどである。ジュースのメーカーMerziger、Klindworth、Niehoffs Vaihingerは会社に属している。2001年にカールスバーグはMineralbrunnen Überkingen-Teinach会社の過半数の株式をネスレから買い取った。この会社はアフリ・コーラ(Afri-Cola)とミネラルウォーターの銘柄Staatlich FachingenやHirschquelleを販売している。シュヴァルツヴァルトから取れた水である。ノンアルコールの飲料が今日では会社の売り上げの50パーセントを占める。(営業年度04/05年の売り上げは6.91億ユーロ)