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エンケファリトゾーン症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エンケファリトゾーン症(エンケファリトゾーンしょう、英:encephalitozoonosis)とは微胞子虫の一種である Enchephalitozoon cuniculi 寄生を原因とする寄生虫病。Encephalitozoon cuniculiウサギ齧歯類イヌネコヒトなどに寄生し、主な感染経路は胞子の経口摂取である。細胞内に侵入した胞子は分裂増殖して栄養型虫体となり、スポロントスポロブラストを経て胞子を形成する。症状はウサギでは脳炎腎炎に関連する全身症状を、イヌでは後躯麻痺、運動失調などを、ネコでは筋肉痙攣、抑鬱麻痺などを示す。治療法、予防法とともに有効なものは確立されていない。

参考文献

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